英語に比べてインドネシア語が楽な理由

インドネシア語が「単語を並べるだけで意味が通じる」と言われる最大の理由は、時を表す副詞節のルールの有無だと考えています。 英語の時を表す副詞節を作るWhenとかAfterとかBeforeは接続詞であり、副詞節内では未来も現在形で表し主節で未来形にする、副詞節の主語が主節の主語と同じ場合は「主語+be動詞」は省略できる、副詞節の主語と動詞は動名詞で置き換えられる、というルールがあります。 逆に言うと、英語の接続詞を使った副詞節内の時制は無視、主語も省略してしまえば、インドネシア語を話すのと同じ感覚で文法的には怪しい英語を話せるかもしれません。

目的語に重点を置いて受動態で書くこと

受動態は英文法の基本5文型のうち、目的語のある第三文型(S+V+O)、第四文型(S+V+O+O)、第五文型(S+V+O+O)でのみ使用されます。 インドネシア語の動詞には、接頭辞me/men/mem/meng/menyが付く場合は能動態になり、diの後ろに接頭辞なしで付くと受動態になり、目的語を取る場合は接尾語としてkanが付く(一部例外あり)、という大きなルールがあります。 受動態は目的語をメインに配置して説明を加えるので文章のポイントをつかみやすく、ある意味文章に客観性を持たせる効果もあり、インドネシア語では頻繁に用いられます。

関係詞から欧米とアジアの言語文化の違いが垣間見える

疑問詞の塊が名詞を修飾するのが関係詞であり、たまたま先行詞が場所、時間、理由、方法だったら関係副詞でそれ以外なら関係代名詞と呼ばれ、前置詞+関係代名詞は関係副詞に置き換えられます。 英語とインドネシア語の関係詞の用法で異なるのは、修飾する対象となる先行詞が何であるかを意識して関係詞を使い分けるのが英語、自然に追加情報としてyangの後に続けていくだけで文章が成立するのがインドネシア語です。

インドネシア語の接頭語と接尾語の「おおよそ」の覚え方

インドネシア語の接頭辞には名詞を作るpeと動詞を作るmeがあり、頭文字が(P消える, B)ならpem(mem)、(S消える)ならpeny(meny)、(T消える, C, D, J)ならpen(men)、それ以外はpeng(meng)またはオリジナルのpe(me)になります。 インドネシア語の動詞の接頭辞+kanで他動詞、meがとれてdiがつくと受動態、接尾語iがつくと前置詞付きの自動詞、接頭辞berが付くと自動詞になります。