インドネシアの二輪四輪産業における組立系マスプロダクション工場では、生産計画と負荷計画が密接に関連しています。生産計画が数量ベースで立案されるため、負荷計画も機械ごとの数量ベースで確認したいというニーズがあります。一般的には日単位またはシフト単位での計画が求められます。
計画作成担当者は、機械での生産数やキャパオーバー分の生産日、必要な残業時間を考慮しています。これを支えるために、PSI表で生産数量、消費数量、在庫数量を対比して確認することが重要です。
計画は実績と比較して進捗を確認することが重要です。1週間分の計画を作成する際、数量は現在庫に基づく予測であり、生産実績が入力されるたびに在庫数量が変化します。次の計画作成時には、最新の在庫数量に基づく予測にリセットされます。
インドネシアでの計画系業務のシステム化では、分刻みのスケジュール管理よりも、日またはシフト単位での生産実績に対応したシンプルな参照が現場に受け入れられやすいと考えられます。
当ブログでは、インドネシアの製造業者が生産計画のシステム化に取り組む際の参考となるよう、インドネシアに適した製造業システムのイメージを提供する記事を掲載しています。
この記事でわかること
- 生産計画と負荷計画は密接に関連しており、数量ベースでの確認が求められる。
- PSI表を用いて生産数量、消費数量、在庫数量を対比することが重要。
- 計画は実績と比較して進捗を確認し、在庫数量に基づく予測でリセットされる。
- 日またはシフト単位でのシンプルな参照が現場に受け入れられやすい。
- インドネシアに適した製造業システムのイメージを提供する記事を掲載。
成型機の金型交換にかかる段取回数最小化と納期遵守両立の最適生産スケジュール作成
インドネシアの日系自動車部品工場では、多品種生産に伴う金型交換の頻度と厳格な納期遵守の両立が課題です。生産設備の制約や受注変動を考慮しながら最適な生産計画を作成することは、人手では非常に困難です。
AI生産スケジューラAsprovaは、遺伝的アルゴリズムを活用して複雑な制約条件下でも効率的な生産スケジュールを自動作成します。これにより段取り回数の削減、納期遵守率の向上、生産リードタイムの短縮を実現し、インドネシアの日系製造業における生産性向上と安定した供給体制の構築を支援します。
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AIスケジューラAsprovaで段取り時間と納期を最適化
インドネシアの日系自動車部品工場では、段取り時間削減と納期遵守が重要な課題です。AIスケジューラAsprovaは遺伝的アルゴリズムを活用し、効率的な生産スケジュールを自動作成します。Asprovaは納期遅れや段取り回数をペナルティ値と…
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インドネシアでAIを活用した最新の生産スケジュール作成方法
生産スケジューラAsprovaのSolverオプションに、機械学習の遺伝的アルゴリズムを用いた生産スケジューリング最適解の探索ロジックが実装されました。これにより、段取り回数の最小化と納期遅れの最小化という相反する条件を満たす最適値を高速で見つけることが可能になりました。
インドネシアでは、これまで導入が難しかった生産スケジューラが、ITを専門としないコンサルティング会社や営業会社でも扱えるようになりました。これは、最新のAI技術によるパラダイムシフトが生産スケジューラをコモディティ化することを示しています。
この技術革新により、企業は生産効率を大幅に向上させることができ、競争力を高めることが期待されます。
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インドネシア製造業におけるAIスケジューリングの進化
インドネシアの製造業では遺伝的アルゴリズムを用いて生産スケジュールを最適化します。AsprovaのSolverオプションは相反する条件を重みづけして最適化を自動化します。生産スケジューラの導入がIT専門外の企業でも可能になり、難易度が…
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生産スケジューラによる無限能力山積みと有限能力山崩しの違い
インドネシアの製造現場では、機械やラインのシフト単位、日単位のキャパに対して何個出来高を積み上げられるかという数量ベースの発想で生産計画が作成されています。これは、長年Excelのセルを1シフトまたは1日と考えて生産計画を作成してきた結果、自然にこの発想になるからです。
一方で生産スケジューラは、8:00~17:00のような稼働時間の空いている時間帯に作業を割り付けていくという時間ベースの発想を持っています。両者の違いは、シフト別日別にオブジェクトを生成するか、製造指図単位にオブジェクトを生成するかの違いと言えます。
生産管理システムのMRPはBOMを参照し所要量計算し、数量ベースで日別にオブジェクトを生成しますが、設備の負荷はラインマスタ(設備能力)と品目ラインマスタ(標準負荷)という独立した別のマスタから無限山積みで計算されます。これは、マニュアルで負荷平準化を行う前提で設計されています。
ライン別に品目別の標準負荷(サイクルタイム)を設定し、オーダ数量に応じてラインに何分負荷をかけるかを計算します。そして、リードタイム(日)ずらしした日に山積みして1日あたりのライン能力とぶつけることで、日単位の勝ち負けが確認できます。
一方で生産スケジューラは、日単位の山積み結果として判明したライン能力のあふれ分が、前倒しすれば納期に間に合うのかを知るために、100%の負荷を超えない前提で山崩しを行います。生産計画は負荷計画と不可分なものであるという思想で設計されています。
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インドネシア生産スケジュールの数量と時間の違い
通常のMRPは無限能力負荷山積みでオーダが生産能力内に収まるかを確認します。インドネシアでは数量ベースの生産計画が一般的で、Excelを使用することが多いです。生産スケジューラは時間ベースで作業を割り付け、納期遅れしないスケジュールを…
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MRP(資源所要量計画/製造資源計画)からAPS(先進的計画&スケジューリング)への発展
受注オーダや内示から製品在庫を差し引き、最低在庫を考慮して基準生産計画(MPS)を作成します。MPSは顧客サービスの観点から出荷スケジュールや内示を重視する営業部門と、現場の事情を考慮したい生産管理部門(PPIC)の合意をもって作成されるべきです。
インドネシアでは、MPSは生産管理部門が営業部門から受け取った内示と出荷スケジュールから機械的に作成され、営業部門はMPS作成段階で介入することが少ないです。出荷時に納期遅れが発生しそうになると、現場に急いでフォローする光景が日常的です。
MRPの目的は、通常生産時に正味所要量を製造するためのグロスの生産計画を作成することです。MRPの日単位・シフト単位のリードタイムずらしにより作成した生産計画は、現場の調整能力や生産準備など人間の努力があって成立します。
これが限界に達すると、生産計画と能力計画がアンバランスになり、MRPから効率の悪い製造指図が発行されます。その結果、生産能力が十分あるにもかかわらず不必要な残業や休日出勤が発生し、中間在庫が滞留します。
この問題を解消するために、タイムバケットを設定しない有限能力計画を考慮した先進的計画&スケジューリング(APS)の導入が検討されます。
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MRP IIとAPSの生産管理システムの進化と課題
MRPIIはMRPIを基にし、受注オーダからMPSを生成します。MPSは営業部門と生産管理部門の合意で作成されるべきです。リードタイムは日単位で調整し、通常オーダに対応します。
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生産スケジューラAsprovaのスケジューリングロジック
生産スケジューラAsprovaでは、リスケジュールのロジックにおいて、オーダテーブルからオーダリストを生成するオーダ収集コマンドと、作業テーブルから作業リストを生成する作業収集コマンドがあります。
コマンド実行フェーズのオーダ展開では、自動補充機能を用いて製造BOMを参照し、オーダの作業入力指図の不足分を補充オーダとして生成します。これにより、オーダリストに登録オーダと補充オーダが格納され、作業入力指図と作業出力指図が生成されます。
オーダ割付/紐付けでは、ディスパッチングルールと資源評価のプロパティを考慮し、作業使用指図を生成します。仮割付で候補資源に一旦割り付けた後、実割付で資源評価に基づき最も評価の高い資源に割付け直します。
オーダ間の紐付は、オーダ展開時とオーダ割付/紐付け時の2回行われます。これは、在庫MINなどの割付結果を基に再度FIFOで紐付け直す必要がある場合があるためです。
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Asprovaによる生産スケジューリングの最適化手法
Asprovaはオーダ展開コマンドでBOMを参照し作業指図を生成します。オーダ割付/紐付けコマンドで資源に対する作業使用指図を生成します。オーダ展開時に自動補充機能で不足分の製造オーダを生成します。
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インドネシアでMRP(資材所要量計画)システムの運用が難しい理由
資源所要量計画(MRP)は基準生産計画(MPS)を基に所要量展開を行い、在庫を差し引いた正味所要量を計算します。同時に、リードタイム分だけバックワード割付で前倒しすることで購買オーダや製造オーダの発行タイミングを計算します。しかし、製造ロットまとめやリードタイムずらしの影響で、生成された製造オーダがどの所要(MPS)に紐付いているかが見えにくくなります。
製造ロットサイズと製造リードタイムは品目ごとに異なり、MRPによる所要量展開の結果としての製造オーダーを受注オーダーと紐付ける作業が複雑です。生産管理部は計画外で工程ごとに指図を発行することが多く、計画外指図は手間がかかります。現場も目標生産数があるのに指図に縛られるのは負担で、生産管理部と現場の思惑が一致した結果、計画外製造実績(指図なし)という運用になりがちです。
MRPの基本は正確な正味所要量の計算にあり、リードタイムずらしよりも所要量計算が優先されます。所要量の不足は時間制約違反を無視して、納期遅れしたオーダも紐付けることで、余分なオーダを生成しない仕組みです。しかし、これがオーダ間の紐付けを見づらくします。
内示情報と確定受注オーダーは期間がオーバーラップするため、システム上では二重登録にならないよう考慮が必要です。内示を確定で置き換える方法としては「受注番号をキーとして新規の確定受注のみを追加して内示は洗替する」ことが理想です。これにより確定受注の二重登録と内示の二重登録が同時に防止されます。
計画系機能の発行済製造指図(製造残)は、実績系機能の受注残・発注残・発行済みインボイスなどに比べてデータ管理が不明確です。内示情報が確定受注に差し替えられるたびに、発行済製造指図への影響がないように、製造指図は確定受注からのみ確定するなどのルールが必要です。
出荷7日分をまとめて製造する場合、受注オーダ品目である製品の出荷7日分を1製造ロットとしてまとめて製造指図を発行します。まとめ対象である製造オーダ品目は最終工程の出力品目である製品になります。同様に材料所要量10日分を1購買ロットとして購買指図を発行する場合、まとめ対象である購買オーダの出力品目は材料になります。
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インドネシアにおけるMRPシステム運用の課題と対策
インドネシアでは製造ロットサイズとリードタイムずらしがMRP運用を複雑化させます。生産スケジューラは負荷オーバーを自動で前倒しし、作業の割り付けを調整します。計画系システムのカットオフは実績系に比べてデータ管理が不明確です。
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インドネシアでできる生産スケジューラによる機会損失と在庫過多のリスク低減
工場が抱える問題として、納期遅れや過剰在庫があります。これらは生産計画の見直しで制御可能なボトルネック工程の生産性に起因します。ボトルネック工程の生産効率を100%に保つことで、工場の生産能力を最大限に発揮できます。
在庫には、安全在庫とボトルネック工程を止めないためのバッファという2つの意味があります。しかし、機会損失を恐れて過剰在庫になったり、在庫コストを恐れて過少在庫になることがあります。
生産スケジューラの導入効果は、リードタイム短縮と在庫削減によるキャッシュフロー改善、受注から製造・購買までの見える化です。ただし、部品構成やサイクルタイムなどのマスタ情報と現状在庫数が正確であることが前提です。
基本的には1人の担当者が全工程の生産スケジュールを一気通貫で作成することで最大の効果が得られます。生産スケジューラを導入したにも関わらず、複数人でバケツリレー式に計画を立てるのは本末転倒です。
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インドネシアにおける生産スケジューラ導入の効果と手順
生産スケジューラ導入はボトルネック工程の生産効率を最大化します。Asprovaは受注オーダーに基づき工程別の生産スケジュールを自動生成します。リードタイム短縮により仕掛在庫や材料倉庫の在庫が削減されます。
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インドネシアの日系製造業が求める多面的な収益管理と納期遅れさせない生産管理
インドネシアの製造業では、営業部門と出荷部門の分断が原因で受注残管理ができず、生産管理部のスケジュールを無視した製造部門の独自裁量による生産が頻繁に見られます。この問題の根本には、適正な製品在庫管理の欠如があります。
営業部門は本来、生産管理部門と協力して基準生産計画を作成し、出荷部門に指示を出し、受注オーダーに対する出荷状況を管理します。しかし、出荷時に製品在庫が不足すると、顧客対応が出荷部門に移り、受注オーダーと出荷スケジュールの連携が失われます。結果として、製造部門は独自の判断で生産を行い、生産管理部門のスケジュールが形骸化します。
このような状況を改善するためには、営業部門と出荷部門の連携を強化し、適切な在庫管理を行うことが重要です。
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インドネシア製造業のDX化とコロナ禍の影響分析
2020年3月にインドネシアで初めてコロナ感染者が確認され、4月には大規模社会制限が実施されました。JETROの調査によると、2020年第二四半期に売上が50%以上減少した日系企業は37%でした。インドネシアの日系製造業871社のうち…
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インドネシアで生産管理のシステム化が必要な理由
インドネシアの製造業は、経済成長に伴う国民所得の上昇やSNSを中心とした情報ツールの発展により、消費者の嗜好が多様化しています。この結果、製品寿命が短くなり、需要予測が難しくなっています。受発注数量は小ロット化し、頻繁なオーダ変更が発生し、サプライチェーン全体に波及効果を及ぼします。これにより、適正在庫コントロールが難しくなり、在庫コストが増える傾向があります。
サプライチェーンにおいて在庫が少なすぎると受注残リスクが高まり、多すぎると在庫金利がかかるというトレードオフが存在します。この問題を解決するためには、社内の生産設備の供給能力を考慮した生産計画作成システムの構築が必要です。供給能力を考慮することで工程間が無理なく繋がり、製造リードタイムが短縮され、工程内在庫が削減されます。これにより在庫金利コストが下がり、キャッシュで持てる期間が増え、会社の損益に貢献します。
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インドネシア製造業のサプライチェーン最適化事例
インドネシアでは製品寿命が短くなり、需要予測が難しくなっています。AsprovaとHanaFirstを活用し、業務の効率化を図っています。サプライチェーンの小ロット化が進み、在庫コストが増加しています。
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インドネシアの現場の努力を会社の競争力に変える生産管理業務のシステム化の手順
製造業界では、多品種少量化の流れにより、製造への負担が増加しています。限られた設備でこれをこなすためには、生産ラインを細分化し、共用ラインを増やして全体の稼働率を上げる必要があります。しかし、小ロット生産では工程ごとのリードタイムが短くなり、金型交換や洗浄などの段取り替えが増えるため、製造リードタイムのばらつきが生じます。
このばらつきにより、納期回答が難しくなり、現場ではオーダーとの紐付けが見えにくく、優先順位をつけにくくなります。その結果、納期遵守率が悪化し、資材不足によるライン停止を避けるために資材・仕掛品在庫が過多になる問題が発生します。
インドネシア工場では、労務費の高騰が課題の一つです。これに対処するため、能率アップ(工数削減)が重要です。購買から製造、出荷までの社内サプライチェーンの流れで時間短縮を図ることで、時間と社内リソースの付加価値が向上します。
ただし、単に時間短縮を目指すだけでは不十分です。前工程の能率が上がっても、後工程がそれに対応できなければ、仕掛品在庫が増えるだけで、一部門だけの最適化が全体の最適化にはつながりません。付加価値を上げるためには、全体のバランスを考慮した最適化が必要です。
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インドネシア製造業の課題とシステム化による解決策
インドネシアの製造業では多品種少量化が進み、生産計画と工程管理のシステム化が求められています。バテラハイシステムはAsprovaを用いてインドネシアでの生産効率向上を支援しています。ブルウィップ効果により、サプライチェーンの変動が生産…
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インドネシアで生産スケジューラの営業と導入を行う際のポイント
インドネシアでは製造業の生産計画作成業務の自動化が難しいとされますが、自動車部品や消費財、化学液体製品など多様な業種で生産スケジューラAsprovaが活用され、効果を発揮しています。しかし、生産スケジューラの知名度が低いため、『生産計画作成業務の自動化』の価値を理解してもらうのに苦労します。そこで、『作業者の負荷計画の自動化』という切り口で説明すると、インドネシア人生産管理担当者には受け入れられやすいです。
生産管理システムは過去の実績データを基に現状分析を行いますが、生産スケジューラは多くのパラメータ設定を駆使し、望む結果を出力するためにリスケジュールを繰り返すシステムです。お客様が「こんなことできますか?」と尋ねた際、その場で実演できなければ「できない」と同じです。
生産計画に影響を及ぼす要素は複雑で、生産スケジューラも計画パラメタ、マスタ、オーダなど多くのプロパティを装備しています。これらを正しく設定しても、必ずしも最適化されたスケジュール結果が得られるわけではなく、特定の傾向を与える程度です。
生産計画の最適化を表現すれば「キャパオーバーせず、納期遅れもなく、稼働率を平準化した生産計画」と言えますが、インドネシアのように需要変動や為替変動、物流網の混乱などの影響を受けやすい国では、市場環境に応じて最適化の定義が変化します。現場にとっての最適に近づけるため、生産スケジューラでシミュレーションを行います。
インドネシアでは人治主義的商慣行が色濃く残り、製造業において納期やコストよりも人の管理にこだわる傾向があります。1998年にスハルト政権が崩壊し、民主的選挙や憲法改正を経てシビリアンコントロールと三権分立を確立した議会制民主主義の歴史が浅いことが影響しているかもしれません。
また、外国人は人事業務に就くことを禁じられており、建国五原則パンチャシラの下で民族の多様性を重視するため、インドネシア人を評価できるのはインドネシア人のみという理念が反映されています。
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インドネシアにおけるAsprova生産スケジューラの挑戦
Asprovaはインドネシアでの知名度が低く、プレゼンやデモはマイナスからのスタートになることが多いです。生産スケジューラはERPパッケージでは対応できない日次の負荷計算とスケジュール作成が可能です。インドネシアでの営業には日本人のコ…
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インドネシアでの生産管理システム運用上の課題となる製造指図の発行と実績入力
製造指図は、受注情報に基づく生産計画を製造現場に具体化するための重要な要素です。製造指図に対して実績を入力することは、生産管理システムの運用における最大の難関であり、システム導入の成否を左右する大きな判断基準となります。
受注情報と生産計画の紐づきを明確に保ちながら製造指図を発行し、実績を入力するためには、生産管理システムのMRP機能を活用する必要があります。Excelでの製造指図発行は、現場との乖離を招きやすく、受注情報とのリンクが不明確になりがちです。
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製造指図の重要性と生産管理システムの課題
製造指図は受注情報に基づく生産計画を製造現場にブレイクダウンする役割を果たします。製造実績の入力は生産管理システム運用の最大の難関です。中部ジャワの家具製作工場では、木材の材料手配が製作側の都合で行われることがあります。
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COMインターフェイスを通したAsprovaの機能の拡張
Asprova本体は、イベントの発生タイミングにプラグインを実行させるためのHookを用意しています。このイベントを表すアクセスポイントであるプラグインキーは、Wordpressのdo_actionフックまたはapply_filtersフックに該当します。これにより、Asprovaの機能を柔軟に拡張することが可能です。
ADOを通してDBアクセスするまでのミドルウェアやコンポーネントの関係は、荷送人(Shipper)から荷受人(Consignee)に荷物を海上輸送する過程に似ています。
開発アプリケーションプログラム(Shipper)からRDBやExcel, Texfile(Consignee)にアクセスするには、OLE DBデータプロバイダーという仲介人(Forwarder)に手続きをお願いします。しかし、直接OLE DBとやりとりするのは煩雑なため、ADO(カーゴ業者)に依頼します。
このように、COMインターフェイスを活用することで、Asprovaの機能を効率的に拡張し、さまざまなデータソースと連携することが可能です。
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AsprovaのCOMインターフェイスとプラグイン拡張の詳細
AsprovaはCOMインターフェイスを通じて機能を拡張できます。DLLファイルはAsprovaのEXEと同じフォルダに配置する必要があります。プラグインキーはWordpressのdo_actionフックに似ています。
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生産スケジューラの実績が作業とオーダのステータスに与える影響
生産スケジューラAsprovaでは、作業は日時固定レベルと数量固定レベルを持っています。作業を手動で移動すると日時固定レベルが10になり、リスケジュールで前後の作業が引き寄せられます。また、作業に実績数量を入力すると日時固定レベルが40になり、リスケジュールで後工程作業の計画数量が実績数量で上書きされます。
これにより、作業の進捗状況がリアルタイムで反映され、効率的な生産管理が可能になります。
具体的な事例として、ある製造ラインでの作業者が手動で作業を調整した結果、全体の生産効率が向上したケースがあります。
このように、Asprovaを活用することで、柔軟な生産計画の調整が可能です。
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Asprovaの作業ステータスとオーダ管理の詳細解説
Asprovaではオーダを完了させると全作業が完了しますが、未着手に戻しても作業実績は消えません。作業ステータスは計画済、指示済、着手済の3段階に分かれ、各段階での動きが異なります。計画済の作業はドラッグアンドドロップで移動可能で、リ…
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金型や作業者などの制約を設備の生産スケジュールに反映する方法
設備投資はすぐに実行できるものではありませんが、作業者の配置転換や新規採用は低コストで柔軟に対応可能です。これにより、作業者のキャパ計画を通じて主資源の稼働率を上げることが工場経営において重要です。
金型交換時間を主資源の前段取り時間に設定すると、内段取りとなり、主資源の前段取りに120分、副資源の前段取りに0を設定すると、内段取り時間120分の間は機械を停止します。
一方、金型交換時間を副資源の前段取り時間に設定すると、外段取りとなり、主資源の前段取りはブランク、副資源の前段取りに120分を設定すると、外段取り時間120分の間も機械は稼動し続けます。
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金型と作業者の制約条件による生産計画最適化
金型の交換時間を主資源の前段取り時間に設定すると内段取りとなり、機械は120分間ストップします。金型交換時間を副資源の前段取り時間に設定すると外段取りとなり、機械は120分間稼動し続けます。作業者を副資源として設定し、資源有効条件に稼…
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生産スケジューラで作成する組み立て系とプロセス系の生産計画の違い
プロセス系製造工程では、一貫ラインを使用するため、自工程作業と次工程作業が連続して行われます。このため、空き時間が発生することはなく、他オーダの作業が間に割り込むこともありません。計画設定で『重なりMAXを有効にする』をオンにし、製造BOMの『重なりMAX』に0を設定することで、これを実現します。
また、プロセス系製造工程ではタンクを使用するケースが多くあります。自工程でのタンク内での調製作業が完了し、次工程に流れ終わるのを待つ間、タンクに他のオーダを割り付けたくないという制約が発生します。これには、計画設定で『資源ロック』をオンにし、資源テーブルの『資源ロック』にPEを設定する方法があります。
このように、プロセス系では特有の制約が存在し、計画設定が重要です。
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Asprovaを用いた製造工程の効率化と制約管理
組立系製造工程は業務の標準化がしやすく、パッケージシステムに適しています。プロセス系製造工程では、一貫ラインを使用し、空き時間が発生しないように設計されています。Asprovaでは、計画設定の重なりMAXを0に設定し、他オーダの割り込…
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生産スケジューラで作成する原材料在庫の制約条件を加味した生産計画
生産スケジューラAsprovaを使用すると、原料在庫のあるオーダから優先的に生産する計画を立てることができます。具体的には、バックワード割付時に「受注オーダから生成される原料の補充オーダのうち、棚卸在庫以外の購買オーダや発注残から紐付いているもの」を先に割り付けます。これにより、自然と最後に棚卸在庫に紐付くオーダが割り付けられ、材料在庫のあるオーダから先に生産する計画が作成されます。
この方法により、在庫管理が効率化され、無駄な生産を避けることが可能です。
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インドネシア製造業における生産計画の最適化手法
フォワード割付は原料在庫を先に消費する計画が可能です。バックワード割付では出荷を満たすための製造オーダを優先します。Asprovaでは原料在庫のあるオーダを優先する計画が立てられます。
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生産スケジューラAsprovaで出来る標準原価計算
Asprovaの品目テーブルでは、品目の内訳として原価費目別に原料単価、賃率、配賦率を設定します。しかし、Asprova自体には固定費予算から賃率や配賦率を自動計算する機能がありません。そのため、Excelを用いて外部で計算した結果を品目テーブルに設定する必要があります。
この方法により、標準原価計算を効率的に行うことが可能です。
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Asprovaによる標準原価計算と予算設定の方法
Asprovaはオーダ、マスタ、カレンダーを基に生産スケジュールを自動生成します。標準原価計算では、直接材料費や労務費、製造経費を原価費目別に計算します。Asprovaの品目テーブルには、原価費目別に単価や賃率、配賦率を設定します。
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よくある質問|生産スケジューラとAPS
Asprovaハブで繰り返し聞かれる論点を、本文の知識に沿って整理します。
MRPとAPS(生産スケジューラ)の違いは何ですか?
MRPは需要から部品・資源の所要を展開する計画の枠組みです。APSは設備・段取り・制約を踏まえて作業を時間軸に割り付け、有限負荷での山崩しやディスパッチングを扱います。
無限能力の山積みと有限能力の山崩しはどう使い分けますか?
山積みは負荷の見える化、山崩しは能力内への平準化です。納期・段取り・代替資源を満たすには、ルールとシミュレーションを組み合わせた有限負荷側の調整が必要になります。
インドネシア導入で最初に押さえる点は何ですか?
計画と実績のつなぎ、製造指図の発行と実績入力、金型・作業者などの制約の入れ方です。営業・導入では現場のボトルネックと評価指標(目的関数)を先に合意します。