20年目の節目

インドネシア生活

20年目の節目 【1997年10月から2017年9月まで】


相対的価値を身に付けるには?

人間の相対的価値とは、結局はどれだけ他人に役に立てるか、ということなんでしょうが、人の役に立つには他人が出来ないことが出来たり、他人よりも物知りだったりする必要があります。

技術とか情報は現場での日常業務で体得した経験に基づいた場合に初めて説得力を持ち、ネットや本で習得することは出来るものもあるとはいえ、基本は本業の中でしか身につきません。

そうだとしたら、忙しいを理由に断ることは機会損失であり、そもそもサッカー選手は「なんで俺にパスを回すんだ」とは文句を言わないですよね。

ただ人間ですから、疲れていたり、他のことをやりたくて注意力が散漫になったりするのは当然であり、そこを責められる筋合いはないし、他人を責めるべきでもありません。

日本人的には「他人に迷惑をかけてはいけない」のでしょうが、インドネシアでは迷惑はかけるもの、sama-sama(お互い様)です。

未だに自分は真面目なのか不真面目なのかよく判っていません。

最大の出来事

大事な人を亡くしました。

失った後に他人から聞いて初めて知った事実が多すぎて、自分にとってはあまりにも偉大な人でした。

最後の最後まで一切自慢しない人でした。

自分とはまったく正反対の体育会系、周りの第一評価も「怖い人」という絶対的威厳のある人でした。

いじめられて泣いて帰ってきた子供にバットを持たせて「これでやり返して来い」と怒鳴った人でした。

「今行くから空港で待ってろ」と言い残して飛行機に乗り、ゲートで会うなりぶん殴るという熱血ドラマの主人公みたいな人でした。

震災で店がやられて困っていた人に対して、隠れて金銭的援助をする人でした。

後から知った事実ですが、本当はすごい寂しがり屋でした。

最後の最後のあの記憶が自分の心に残っている限り、少々のことがあっても平気になりました。

やっぱり言葉には気をつけよう。

他人は自分の言ったことをどう解釈するかは予測できないもので、人間タダでさえ色眼鏡で見られがちなのだから、何をしゃべるにしても誤解されないように、最低限の注意を払うほうがいいかもしれません。

自分がどのように思われるかにはあまり関心がなく、他人の言葉で傷ついた自分が居るとしたら、それは自分が評価されているという勘違いであり、傲慢であるとすら思っていますが、こっちが無意識のうちに発した言葉で相手が傷ついてしまったら相当つらい。

だから馬鹿にしたり話のネタにしようとする人に対しては、逆にこっちが申し訳ないと思うくらいの謙虚さが必要、結局はやさしさとか感謝する気持ちなんだろうと思います。

ただ、これも人間ですから、自分はこうありたいという気持ちを煩悩が邪魔をするのは仕方のないことだ、と以前お坊さんから教えてもらいましたので、へこむ必要はありません。

何を書こうか

もしここに書いていることの中で他人の役に立つことがあるとしたら、それはシステム導入の現場情報とか、インドネシアのIT事情とかだろうと推測されるのでこれを6割くらい。

これに該当はしないが頭の整理のためにどうしても書きたい内容を3割、自分にとっての最新情報キャッチアップのための内容を1割くらいのバランスが、長続きさせるのには丁度いいんじゃないかと思います。





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