熱帯雨林の地表近くの環境を好むアグラオネマ【ジャカルタのアパート住まいなら観葉植物がおすすめ】

ジャカルタのアパートで観葉植物を育てるメリット

ジャカルタ在住日本人には猫好きが多いことはよく知られた事実ですが、残念ながらジャカルタ市内にはペット可のアパートは数えるほどしかなく、どうしても犬や猫を飼いたい場合は家を借りるしかありません。

ただ通勤の問題、治安の問題、契約の問題から、ほとんどの日系企業は駐在員とその家族に対してアパートかサービスアパートを推奨しますので、任期中に飼える生き物は魚かハムスターくらいではないでしょうか?

通販っぽい書き方になりますが、そんなジャカルタのアパート暮らしのあなたには観葉植物を育てることをお勧めします。

日本で熱帯雨林原産の観葉植物を育てようとすると、気温の変化や湿度に相当気を使わないと枯れたり肥料やけしたりしまいますが、ジャカルタのアパートの室内環境は、ジャングルの木々の地表近くの下層部に遠からず近からずの環境なので、育てるのが非常に楽です。

またうれしいことに日本に比べてとにかく価格が安い。ジャカルタ近郊の幹線道路沿いに植木や観葉植物の店が固まっている場所がありますが、日本の半額以下どころか三分の一以下くらいの価格で購入できます。さらにBogorやバンドゥン近郊のLembangまで行けばさらに安く購入できます。

さらにジャカルタのアパートでは、部屋によっては内装から発せられる刺激の強い化学物質系の臭いを感じることがありますが、観葉植物には建材や家具、壁紙から出るホルムアルデビドやベンゼンなど、シックハウス症候群(Sick House Syndrome)の原因となる有害物質を除去する空気清浄効果があります。

そしてペットは本帰国時に連れて帰るか里親を探すかしなければなりませんが、観葉植物なら人にあげてもよし、空き地の隅っこに植えてもよし(勝手に植えると怒られるかもしれませんが・・・)、最悪捨てても植物は土に帰るのみで、自然のエコサイクルに反する行為にはなりません。

とにかくジャカルタのアパートで観葉植物を育てるのは悪くないと思いますよ。




映画『LEON(レオン)』で一躍有名になったアグラオネマ

1994年に公開された、ジャン・レノ主演の大ヒット映画『LEON(レオン)』というフランス・アメリカの合作映画がありました。

youtubeより

この映画を見たのは何年前かも忘れてしまいましたが、名脇役として映画の重要なシーン登場する観葉植物がアグラオネマだということを知ったのは、つい最近の話です。

孤独な殺し屋レオンがアグラオネマを親友のように丁寧に育てるシーン、12歳の少女マルチダがアグラオネマを抱えてレオンと街を出るシーン、特殊部隊の突入前に換気扇からアグラオネマと伴にマルチダを脱出させるシーン、マルチダがレオンの形見となったアグラオネマを学校に植えるシーンなど、映画の要所要所でアグラオネマが登場し、この映画をきっかけとして日本でアグラオネマの知名度が一気に高まりました。

アグラオネマ(aglaonema)という名前は、雄しべの光沢が糸に見えたことから、ギリシャ語のaglaoth「輝く」とnema「糸」の2つを合わせた「輝く糸」という意味であり、熱帯アジア原産で約50種が分布しています。

直射日光に弱い室内向きの観葉植物であり、高温多湿を好みますが寒さには弱く適温は15度以上、これらの条件を満たすのがジャカルタのアパートの室内環境というわけです。

アグラオネマはサトイモ科に分類され、樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれているため、体質によっては皮膚がかぶれてしまう場合があるようなので、自分も手入れ時にはビニール手袋を使っています。

葉っぱのモチーフや色によって呼び名が変わります。真ん中につぼみあり。
迷彩柄が人気のピクタム(迷彩)・トリカラー
最近最も高値で売られるカンザ(khanza)
同じアグラオネマでも種類によって表情が全く異なります。
心を込めて手入れしてあげると新鮮な酸素を発してくれる義理堅いやつです。