謙虚であるためには心の余裕が必要です。そして、心に余裕を持つには自分に対する自信が必要です。自信は日頃からの反復練習で培われた技術や知識で武装されている状態を指します。
-
-
インドネシア生活で実感した感情に流されない思考の技術と思いやり
感情に流されず合理的な思考を訓練することが重要である。他人と自分を比較しないことで自己肯定感を高められる。理性を働かせることで推論を構築し、過去の経験がその確からしさを裏付ける。
続きを見る
この記事でわかること
- 謙虚さは日々の鍛錬と心の余裕から生まれます。
- 感情は『嬉しい』と『悲しい』の2つの軸で決まります。
- 過去の経験を活かすことでポジティブ思考が鍛えられます。
- 苦手な相手とも実利を追求する交渉術が重要です。
- 合気道の塩田剛三の名言は交渉の極意を示します。
謙虚さは日々の鍛錬と心の余裕から生まれる──職業に貴賎なしの本質とは
工業団地からの帰り道、会社の運転手さんが警察に止められ、ちょっとした口論になったという話を聞きました。特権意識が強く、横柄な態度をとる警察官に対して、運転手さんが言い返したのです。
職業に貴賎なしという言葉が久々に心に響きました。相手を見下すことや他人の批判、噂話を広めることは、間接的に自分の立場を高めようとする行為であり、自信のなさの裏返しです。
謙虚さを忘れないためには心に余裕が必要であり、心に余裕を持つには日々技に磨きをかけるための反復練習が大事です。本番で普段の練習どおりに自分の力を発揮できるように準備しておくことが求められます。
表面的な謙虚さややさしさは誰でも繕うことができますが、本当に謙虚な気持ちを維持できるときは、自分が丸腰でも不安がない精神状態です。これは日ごろの練習の繰り返しに基づく自信から生まれます。
驕らず見栄を張らず、技術の研鑽に努め、関係者への感謝と将来への希望を持って生きていきたいものです。
感情に振り回されない思考力──過去の経験を活かすポジティブ思考の鍛え方
人間は思考と感情という二大要素を存分に生かして生きていく動物です。気が重くなるのは感情に左右されすぎているからであり、これを制御できるのは思考しかありません。すべての感情の基本は「嬉しい」と「悲しい」の2つであり、あらゆる状況で生まれる感情は、どちらの軸により傾いているかによって、ポジティブなものかネガティブなものかが決定されます。
一方で思考にはこのような基本軸がなく、人間誰にでも平等に備わっている良識(理性)を最大限働かせることにより、推論(仮説)を構築することができます。その確からしさを裏付けるのが、個人の場合は過去の経験です。何事も考え方次第でポジティブにもネガティブにも変わるものであり、過去の自分のつらい経験を思い出して「あのときのつらさに比べたらどうってことないや」と思考することこそが気の重さを克服するのに一番有効なのかもしれません。
例えば、特定の時期に多くの人が経験した孤独感や不安感を振り返ることで、困難が相対的に軽く感じられることがあります。
苦手な相手とも実利を追求する交渉術──ビジネスにおける感情コントロールの極意
弊社は西ブカシにて製造業様向けのITによる業務改善を提案しております。しかし、お客様によっては値引きや支払い条件の交渉がシビアであったり、見積もり工数以上の作業を無理にやらせようとしたり、支払いが滞りがちだったりと、正直苦手だなと思うケースもあります。
このような苦手な顧客とは、代表である自分の裁量で遠ざかることも可能ですが、基本的には粘り強く交渉を行い、心の底でいろいろ思うところがあっても、決して表面には出さず、実利追及のスタンスを固持すべしというのが私のポリシーです。
これはあくまでビジネスの話であり、日常生活では苦手な相手と我慢して付き合うことは精神衛生上良くないと思います。SNSでネトウヨの嫌韓嫌中、ネトサヨの日本下げの主張を目にするたびに感じるのは、自分を嫌う相手や苦手な相手とは距離を置き、批判だけしていれば楽だろうなということです。
伝説の合気道家、塩田剛三の名言が心に刺さります。