こちらはフローレスのンガダ県バジャワ族の集落の写真です。東ヌサ・トゥンガラ州のコモド国立公園に近いフローレスのコーヒーは、濃厚な香りは控えめですが、アフターテイストで甘いフルーツ系の触感があり、酸味が少なく飲みやすい風味が特徴です。
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インドネシアのコーヒー文化と産地別スペシャルティ豆の魅力とは?
インドネシアのコーヒーはオランダ植民地時代に輸出目的で持ち込まれました。スペシャルティコーヒーは高原地帯で栽培され、風味が異なります。UCC上島コーヒーのマンデリンやキーコーヒーのトラジャは有名です。
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この記事でわかること
- フローレス島は東ヌサ・トゥンガラ州に属し、コモド国立公園に近いです。
- フローレス産のアラビカコーヒーは酸味が少なく、甘いフルーツ系のアフターテイストが特徴です。
- インドネシアの州は1999年以降の地方分権により、2022年現在38州に増えています。
- コモド島はコモドオオトカゲの保護地で、観光税の値上げなどが議論されています。
- フローレス島の火山灰土壌はコーヒー栽培に適しており、保水性と通気性に優れています。
東ヌサ・トゥンガラ州とは?フローレス島・コモド島を含むインドネシアの島々の州構成
インドネシアは、Provinsi(州)、県(Kabupaten)、市(Kota)という地方行政区分があり、バリ州と西パプア州の間に位置する島々は、西ヌサ・トゥンガラ州(NTB)と東ヌサ・トゥンガラ州(NTT)に分かれます。NTBはロンボク島とスンバワ島、NTTはフローレス島、スンバ島、西ティモール(Timor Barat)で構成されています。

1998年頃に読んだ「インドネシア全二十七州の旅」という本の影響で、長い間インドネシアの州数は27州と思い込んでいました。しかし、1999年の法律改正による地方分権の推進で、北マルク(1999年)、バンテン州(2000年)、北カリマンタン州(2012年)などが分離され、2022年では38州に増えています。

フローレス島のラブアンバジョ(Labuan Bajo)は、『世界の果てまでイッテQ!』で有名になったコモドオオトカゲの保護地であるコモド国立公園への中継地です。空港もコモド空港と呼ばれ、日本人にも人気の観光地となっています。コモド島では、コモドオオトカゲの保護や自然文化破壊防止のため、一時閉鎖や会員制の導入、観光税の値上げなどが議論されています。観光税によるオーバーツーリズムの抑制は世界的な潮流であり、観光客が受け入れるべき課題です。
私はバリ島でアロワナや淡水エイを飼育しており、デンパサールのPasar Burung(鳥市場)に通っていました。そこで、密猟者とつながりのあるおじさんから、飼育禁止の動物を勧められたことがあります。特に、体長80cmのコモドオオトカゲの子供を見せられたときは、捕まったら大変だと思いました。
コモドオオトカゲはコモド島に行かなくても、南ジャカルタのラグナン(Ragunan)動物園で見ることができますが、昼間はほとんど動かないため、あまり面白くありません。
フローレスコーヒーの酸味・甘み・苦味とは?インドネシア火山土壌が育む風味の秘密
フローレス産のアラビカコーヒーは、アチェ・ガヨのフローラルな香りに似たアロマを持ち、濃厚な香りは控えめです。アフターテイストでは甘いフルーツ系の触感があり、酸味は少なく、サラッとした飲みやすい風味が特徴です。
- 香り ★★
- 苦み ★
- 酸み ★
- コク ★★
- 甘み ★★
ジャカルタで特に美味しいと感じるのは、西ジャカルタのSeasons City近くにあるKedai Kopi AcehのSolokやAceh Gayoのシングルオリジンです。ここではフローレスのロブスタ種をマニュアルブリューで楽しむことができ、強烈なビターテイストはチョコレートと一緒に味わうのが最適です。
インドネシア国内では消費者購買力の向上に伴い、スペシャルティコーヒーを提供するカフェが増加しています。スペシャルティコーヒーのカッピングは、産地の風味を明確に表しているかを評価するもので、SCAA(Specialty Coffee Association of America)の採点基準に基づき、甘味、酸味、苦味、余韻などを総合的に判断します。
- Fragrance / Aroma(飲む前のコーヒーの粉と液体の香り)
- Flavor(コーヒーが口と鼻で感じられる風味)
- After Taste(コーヒーを口に含んだ後の余韻)
- Acidity(コーヒーの酸味)
- Body(コーヒーを口の中で感じるコク)
- Uniformity(味の統一性)
- Balance(FlavorとAcidityとBodyのバランス)
- Clean Cup(雑味の少なさ)
- Sweetness(甘さ)
- Overall(総合評価)
フローレス島は、2024年1月に噴火したレウォトビ山やクリムトゥ山などの成層火山の噴火活動による火山灰が堆積し、保水性と通気性の良い火山灰土壌がコーヒー栽培に適しています。