インドネシアの自動車税は、毎年の車両証明書の更新時に支払うものと、5年に一度のナンバープレート交換とエンジンの登録番号チェック時に支払うものがあります。国が定める車検制度はなく、保険は民間保険会社が提供するサービスへの任意加入となります。
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インドネシアで働く・ビジネスする人のための税金の知識|会計・システム・実務対応まで
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この記事でわかること
- インドネシアの自動車税PKBは毎年のSTNK更新時に支払います。
- 5年ごとにナンバープレート交換とエンジン番号チェックが必要です。
- 自動車税は車両評価額に対して2%の税率で計算されます。
- 交通事故基金寄付SWDKLLJは四輪車で一律Rp.143,000です。
- インドネシアでは車検制度がなく、保険加入は任意です。
インドネシア自動車税PKBとSTNK更新の手続き・費用・計算方法
インドネシアの自動車税PKB(Pajak Kendaraan Bermotor)は、毎年の車両証明書STNK(Surat Tanda Nomor Kendaraan)の更新時に支払う必要があります。5年に一度はナンバープレートの交換とエンジンの登録番号チェックも行われます。今回は南ジャカルタ交通警察(Samsat Jakarta Selatan)で年に1回の自動車税を支払いました。
- フォームに記入
- 旧STNK原本&コピー、KTP原本&コピー、BPKBコピーを提出
- 支払い、領収書受領
- PKB(車両税)
- SWDKLLJ(交通事故基金義務的寄付)
- 領収書と引き換えに新STNK&KTP原本を受け取り
事例:南ジャカルタ交通警察署でのSTNK延長手続きは次の通りです。
要点:手続きは書類の提出と支払いを含み、完了後に新しいSTNKを受け取ります。
STNK延長手続きで支払った金額は以下の通りです。翌年は6年目に突入したため、ナンバープレートの交換が必要でした。
- 自動車税PKB:Rp.3,297,000
- 交通事故基金義務的寄付SWDKLLJ:Rp.143,000
合計:Rp.3,440,000
自動車税は車両売却評価額NJKBに対して税率2%で計算されます。私のAvanza Verozの評価額は、前年の自動車税支払額Rp.3,360,000を2%で割り戻して計算できます。
- Rp.3,297,000÷0.02=Rp.164,850,000
事例:評価額は次の通りです。
要点:前年の評価額と比較して、評価額が下落していることが分かります。
この評価額は警察署のデータベースに登録されている金額で、新し目の市販車の場合は市場価格を参考に決定されます。希少車種や古い車両の場合は、同じシリンダーやパワーユニットを搭載した車の価格などを基に判断されます。また、交通事故基金義務的寄付SWDKLLJは四輪車で一律Rp.143,000です。
6年目のSTNK更新時には、エンジンのマシン番号のチェック(Cek Fisik)とナンバープレートの交換が必要です。
- Cek Fisik(KTPとSTNKの名前、STNKと機械番号を照合、機械番号をトレース)
- Cek終了証明書を取得
- ビル内で申請フォーム記入
- 請求書(SNTKの複写の控え)を取得
- Kasirで支払い(車両税と交通基金寄付)
- STNKを取得
- 外でナンバープレートを作ってもらって終了
事例:車のSTNK延長6年目手続きは次の通りです。
要点:6年目には追加の手続きが必要で、ナンバープレートの交換も行われます。
インドネシアの車検制度・自動車保険・メンテナンス費用事情
インドネシアでは、日本のような国が定める車検制度は存在せず、保険も民間保険会社が提供するサービスへの任意加入となっています。私はトヨタの正規ディーラーAUTO2000で車を購入し、10,000kmごとに定期サービスを受けています。AUTO2000では50,000kmまでのサービスは無料ですが、タイヤのバランス調整やクーラーの掃除などはオプションで、それぞれRp.200,000ほどかかります。オイル交換やランプの交換を含めると、20,000km以降の定期サービスでは毎回Rp.2,000,000以上かかっています。
事例:これまでに2回後ろから追突され、1回は自分の居眠り運転で追突しました。最初の追突時にはAsuransi Astraの「Garda Oto」の保険が切れており、修理費用にRp.7,000,000ほどかかりましたが、後の2回は保険適用でRp.300,000程度で済みました。
要点:インドネシアでは保険の加入が任意であるため、事故時の費用負担が大きく異なることがあります。
また、車庫証明書が不要なため、住宅街では路上駐車が一般的で、夜間の盗難が多発しています。これがジャカルタの渋滞の一因となっています。