人間の体は、肺細胞が空気中から酸素を取り込み、筋肉細胞がエネルギーを生産します。この過程で排出された活性酸素が筋肉細胞を酸化させますが、睡眠によってこれを抗酸化し修復することが目的です。ストレスは細胞の抗酸化機能に対する指示能力を低下させ、不眠を引き起こします。
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この記事でわかること
- 睡眠は筋肉細胞の酸化を抗酸化し修復する目的があります。
- ストレスは細胞の抗酸化機能を低下させ、不眠を引き起こします。
- 2019年の高架工事完了後も渋滞で運転時間が長く、体調不良が続きました。
- 在宅勤務での運動が筋肉の柔軟性を向上させ、体調改善に寄与しました。
- 精神的ストレスは活性酸素を増加させ、抗酸化能力の伝達を妨げます。
睡眠の質とパフォーマンス低下の真因|“疲れが取れない”のは活性酸素のせい?
2020年2月、弊社は事業を進めるなかで、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための外出自粛が続く中、あっという間に5月に突入しました。2019年にはカラワンやチカラン方面の工業団地へのTol(高速道路)の高架化工事による渋滞で、連日5時間以上の運転が続き、腰を痛め、血流が悪くなり便秘気味になりました。睡眠が浅く、眠いのに目が冴えて昼寝ができないという、常に体に鉄の鎖が巻き付いているようなダルい日々が続きました。
高架工事が完了し渋滞が緩和されたのは2019年12月末でしたが、年明けにはまだ連日2時間は運転していました。3月頃からコロナの影響で客先から外部者の訪問お断り令が出始め、4月にはブカシ市労働局から在宅勤務要請が出ました。
事例:2020年3月中旬までは、夜は眠りが浅いまま朝6時に目が覚め、疲労が累積し、土日に昼寝もできないくらい気が張っていましたが、2020年5月時点では7時間爆睡した上での筋トレとストレッチにより、股関節と肩甲骨周りの筋肉がほぐれ、スキップしたくなるくらい体が軽いというプラスのコロナ効果。
ジャカルタやブカシでPSBB(大規模行動制限)施行後、会社としてまともな営業活動ができず厳しい状況が続きますが、朝までしっかり眠れるようになったことで睡眠負債が解消され、体のだるさはすっかり取れました。
人間の体は昼間に活動した疲れを夜間の睡眠で回復させるもので、昼間の活動で肺細胞が酸素を取り込み、筋肉細胞がエネルギーを生産しながら排出した活性酸素が筋肉細胞を酸化させます。これを抗酸化することで修復するのが睡眠の最大の目的です。
事例:毎日血圧チェックして分かったことは、血圧を上げる最大の原因が睡眠不足だということ。野菜中心の食事やコーヒー飲む回数を減らしたことでの改善は誤差程度だった。
2019年の私の体は、生命を維持するための細胞の活動に支障が出ていたと考えます。鉄の鎖が巻き付いていたようなダルさは、体内に活性酸素が蓄積され筋肉が酸化された状態で放置されていたことが原因ではないかと思います。また便秘気味だったのは、筋肉と関節が硬化したことで血流が悪く、老廃物を排出する機能が落ちたことが原因であり、体が疲れているのに眠くならなかったのは、筋肉に活性酸素が溜まっているのに細胞の抗酸化能力が低下していたからだと考えます。
ストレスと疲労が引き起こす睡眠障害の正体|活性酸素とミトコンドリアの深い関係
私の体のダルさや慢性的な便秘、体が疲れているのに眠れないといった問題は、長時間の車の運転による体の硬化が原因でした。在宅勤務中に体を動かし、筋肉の柔軟性を向上させることで改善されました。
しかし、仕事に対する不安や対人関係、金銭的問題など、精神的なストレスを誘発する要因は多く存在します。かつて私もバリ島でカーゴ会社に騙され、大金を損した時には眠れない日が続きました。また、私の甥っ子は大学のゼミの教授によるパワハラで適応障害と診断され、不眠症を患い1年間の休学を余儀なくされました。
不眠とは、細胞の抗酸化能力が低下している状態を指します。細胞内にはミトコンドリアという小器官があり、このDNAは独自の遺伝子を持っているため、人間の意志とは別の判断をしているという仮説があります。
事例:辛い物が苦手な私が平日なら確実にお腹を壊す食べ物でも、休日や連休中は意外と平気なのは、睡眠が足りているかどうかの違いだけではないでしょうか。血圧も同様で、平日測れば高いのに、いっぱい寝て体調が回復した休日は何を食べても血圧は低いのです。
この仮説に基づけば、安定した精神状態では人間の意志が必要だと判断した抗酸化能力が細胞内のミトコンドリアにうまく伝達されます。しかし、精神的なストレスを受けると、活性酸素が大量に発生し、これを補うための抗酸化能力がミトコンドリアにうまく伝達されない、もしくは拒絶される可能性があります。
精神的ストレスに追い込まれた人が酒の力を借りるのは、血液中のアルコール濃度が上がることで細胞が活性酸素を発生させ、この酸化ストレスに対して細胞が抗酸化能力を最大限発揮しようとするため、眠くなるからです。しかし、深酒が続き慢性的に血中アルコール濃度が高い状態に細胞が慣れてしまうと、より高いアルコール濃度がないと細胞は刺激を感じなくなり、アルコール依存症になってしまいます。