費用とは購入にかかった金額のことです。原価は売った商品や生産した製品にかかった費用を指します。発生費用は製品を作るために投入された費用全体を示し、原価になり切れなかった費用も含まれます。材料より大きく製品未満の半端物は仕掛品と呼ばれます。
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インドネシアの原価管理システム
インドネシアのマスプロダクション型工場では総合原価計算を採用。個別受注生産工場では個別原価計算を採用。IoTを用いた実績データで配賦ルールを設定。
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この記事でわかること
- 費用は購入にかかった金額で、原価は売った商品にかかった費用です。
- 卵入りIndomieの原価は1杯あたりRp.5,100です。
- 発生費用は製品を作るために投入された費用全体を指します。
- 仕掛品は材料より大きく製品未満の状態を指します。
- 光熱費は翌月初に請求書が来た時点で費用が確定します。
費用と原価の意味の違い
今日、Summarecon MallのFood Hallで卵を1パック(10個入り)Rp.26,000、Indomieを1ボックス(40個入り)Rp.100,000で購入しました。合計でRp.126,000を支払いました。例えば、ご近所さん相手に卵入りIndomieの屋台を開き、開店直後に1杯売れたとすると、原価はIndomieRp.2,500+卵Rp.2,600=Rp.5,100になります。
原価とは「元」と同じ意味で、売り上げた1杯の卵入りIndomieの元となる金額Rp.5,100が原価です。これは購入時の金額Rp.126,000とは別物ですが、どちらも費用(購入費用と投入費用)と呼ばれるため、混乱が生じやすいです。
- 購入費用(Purchase Expense)はFood Hallで支払った費用
- 投入費用(Input Expense)は調理に使ったIndomieと卵の費用
- 原価(Cost)は売上や製造に対する元となる費用
「元となる」ものが製造した製品(卵入りIndomie 1杯)であれば製造原価と呼ばれ、売上計上した製品であれば売上原価と呼ばれます。今、2人目のお客さん用に調理し始めた2杯目用のIndomie1袋と卵1個は、「材料より大きく製品未満」の状態です。強いて当てはめるなら仕掛品の原価となります。
屋台が繁盛すると、1日に何個のIndomieと卵を投入したかわからなくなるので、通常は朝一にあった昨日までの余りのIndomieと卵の金額に、今日購入した分の費用を足し、そこから閉店後の残り分の金額を差し引くことで投入費用を計算します。
- +朝一の余り金額 Rp.0
- +今日購入した費用 Rp.126,000
- ―閉店後の残り金額 Rp.115,800
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- 投入費用(発生費用) Rp.10,200
屋台の場合、調理を開始したら途中で持ち越すことはなく、投入した費用は必ず製品となり売上に対する費用になります。したがって「発生費用=製造原価=売上原価」となり、発生費用や製造費用という概念は不要です。閉店後のIndomieと卵の残り金額が確定した時点で売上原価が確定します。
材料より大きく製品未満という仕掛品の概念の難しさ
材料とは、Food Hallで購入し棚に保管してあるIndomieと卵のことです。製品とは、決められたレシピに従って調理された卵入りIndomieを指します。それ以外の「材料より大きく製品未満」は仕掛品と呼ばれます。例えば、鍋の中で麺がほぐれるのを待っている状態や、卵を投入して固まるのを待っている状態も仕掛品です。
閉店時の材料(Indomieと卵)、仕掛品(調理中の鍋の中にあるもの)、製品(卵入りIndomie)の金額を計算する際、仕掛品の金額は0ですが、投入費用はIndomie2袋と卵2個分発生しており、これが売上原価となります。
発生費用とは、製品を作るために投入された費用全体を指し、原価になり切れなかった分も含んだ直接材料費です。この中から製品になりきれた分の費用だけを製造原価に組み込み、製品になり切れなかったものを仕掛品と呼びます。
費用と原価の違い、仕掛品の意味、発生費用と仕掛品の違いを卵入りIndomieを例に説明しました。原価には材料以外に光熱費や人件費があります。人件費は私自身で調理するのでかかりませんが、光熱費は翌月初に請求書が来た時点で費用が確定し、営業日で割ることで1日あたりの光熱費が判明します。
「元となる」ものが1か月という期間に対する費用であり、費用として発生した時点で原価となることが確定するため、期間原価と呼ぶこともあります。
よくある質問|卵入りIndomieの費用と原価
本稿の内容に沿って、繰り返し出る問いを短く整理します。
費用と原価の違いは何ですか?
費用とは購入にかかった金額を指し、原価は売った商品や生産した製品にかかった費用を指します。費用には購入費用と投入費用があり、原価は売上や製造に対する元となる費用です。これらの違いを理解することで、経済活動のコスト管理がしやすくなります。
卵入りIndomieの原価はどのように計算しますか?
卵入りIndomieの原価は、Indomie1袋の費用Rp.2,500と卵1個の費用Rp.2,600を合計したRp.5,100です。この金額は、1杯の卵入りIndomieを売り上げた際の元となる費用を示します。購入時の合計費用Rp.126,000とは異なるため、注意が必要です。
仕掛品とは何ですか?
仕掛品とは、材料より大きく製品未満の状態を指します。例えば、鍋の中で麺がほぐれるのを待っている状態や、卵を投入して固まるのを待っている状態が該当します。仕掛品は製品になり切れなかった分の費用を含み、製造原価に組み込まれない部分です。

