仏炎苞(ぶつえんほう)から伸びる肉穂花序(にくすいかじょ)が特徴的なアンスリウム【花言葉は「情熱的な恋」】

フラミンゴフラワーと呼ばれるアンスリウム

アンスリウム(Anthurium)は熱帯アメリカからカリブ海域の西インド諸島原産のサトイモ科アンスリウム属の植物であり、インドネシアの一般家庭やカフェの観葉植物として置かれる最も有名なのはFlamingo flowerと呼ばれる赤、ピンク、白、紫などの花を咲かせる品種でしょう。

赤い仏炎苞から伸びる肉穂花序

アンスリウムなどのサトイモ科の植物では、蕾(つぼみ)を包むように葉が変形した部分が苞(ほう)と呼ばれ、太い肉質の中軸の周囲に無柄の小花が密生している部分が肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれます。

上の写真はうちのフラミンゴフラワーですが、仏様の後光のような光沢を放つ薄ピンクのハート型の仏炎苞(ぶつえんほう)から白い肉穂花序が伸びており、細い茎を足とするフラミンゴが白い羽を広げているように見えないこともありません。

アンスリウムはアロカシアと同じく高温多湿を好み15度以下の低温に弱いため、四季のある日本では温度が調整できる室内で飼育されますが、インドネシアでは玄関外やテラスなどの半屋外の装飾のために置かれることも多いです。




Kuping Gajah(象の耳)、Lidah Gajah(象の舌)と呼ばれるアンスリウム

インドネシアではKuping Gajah(象の耳)と呼ばれるクラリネルビウム(Clarinervium)、Lidah Gajah(象の舌)と呼ばれるワロッケアヌム(Warocqueanum)など、象で例えられる巨大は葉っぱを持つアンスリウムが多く栽培されています。

これらの品種のアンスリウムの魅力は、大きな葉っぱの表面を走る葉脈が形成する幾何学文様であり、インドネシアからヨーロッパやロシアなど世界中に輸出されています。

我が家のあるブカシは日差しが強く気温が高いので、以前庭の半日向に置いていたときですら葉っぱが日焼けして黄色くなってしまったので、今は屋内の風通しのよい窓際で飼育しています。

今うちにあるミニサイズのものは、大きな鉢に移し替えてから2年ほど育てると、葉っぱのサイズが30cm超のビッグなサイズに成長する予定です。

アンスリウムのClarinervium, Pterodactyl, Papillilaminum、通称「象の耳(Kuping Gajah)」。
手前の小さいアンスリウムがワロッケアヌム(Warocqueanum)、通称「象の舌(Lidah Gajah)」で「アンスリウムの女王」とも呼ばれています。
他品種とのハイブリッドもあります。