インドネシア中古車購入時のオドメーター不正対策

2020/09/05

インドネシアの中古車購入時におけるオドメーター不正対策を構造化した図解

アナログ機械式のオドメーターは、ドライバーを使って巻き戻す際に引っかき傷ができるため、不正の有無を注意深くチェックすれば判別できます。しかし、デジタル式は車載式故障診断装置を外部ソフトから操作することで、傷を付けずに巻き戻しが可能なため、不正の判別が困難です。

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この記事でわかること

  • アナログオドメーターは引っかき傷で不正を見抜けます。
  • デジタルオドメーターは外部ソフトで巻き戻しが可能です。
  • インドネシアではソフトウェアの83%が違法コピー品です。
  • 中古車購入はMobil88など大手ディーラーが安全です。
  • 購入時は走行距離タグやハンドルの摩耗を確認します。

インドネシアで中古車を買うときのリアル体験談と失敗しないための注意点

インドネシアで最初に購入した車はバリ島での中古のスズキJIMNYでした。その後、中古のスズキKARIMUNに乗り換え、オーストラリア人から直接取引で1985年式のトヨタLAND CRUISER FJ-40を手に入れました。しかし、ジャカルタに戻ってからは、ジープ愛好家のインドネシア人から直接取引で1980年式のジープCJ-7を購入した際に欠陥車を掴まされ、クニンガンのラスナサイド通りを走行中に突然ブレーキが利かなくなるアクシデントに見舞われました。この経験から、トヨタの正規代理店であるAUTO2000からトヨタAVANZAの新車を購入するという安全志向に切り替えました。

バリ島でオーストラリア人から購入しオランダ人に売却した不朽の名車ランドクルーザーFJ-40と、ジャカルタでインドネシア人から掴まされた欠陥車ジープCJ-7。

中古車を購入する際、トヨタ系の中古車ディーラーMobil88などの大手で購入する場合、不正や故意に欠陥車を掴まされる可能性は低いです。しかし、JABODETABEK間を結ぶ幹線道路沿線に並ぶ個人の中古車屋では、洪水で浸かった車(mobile bekas banjir)が店頭に並ぶこともあり、保証期間中はクレームが言えるとはいえ、基本は自己責任になります。

インドネシア人の友人からは「個人から直接売買したほうが高く売れるし安く買える」と言われますが、忙しい日常で相手との都合を合わせて日時を決め、渋滞の中をどこかの住宅街の細い道を通って個人の家に車を見に行くのは大変なストレスです。交渉成立後も特に売買契約書や領収書を切るわけではないので、支払い時のリスクを考えると、特に外国人の場合は多少割高でも中古車屋で購入または売却すべきだと考えます。

事例:バリ島でランドクルーザーFJ-40をオーストラリア人から購入した際、クタのスタバで現金渡しという大胆な方法で取引しました。お互いに警戒し合いながら、領収書もないまま札束と車を交換しましたが、幸運にも相手が非常にいい人で、車の使用方法について一通り説明してくれました。

要点:個人間での車の売買は、領収書がない場合や現金取引が伴うため、信頼できる相手であることを確認し、リスクを十分に理解した上で行うべきです。

新車を購入する場合でも、ジャカルタのような渋滞の中を走る道路事情では、納車後3日以内にバイクに擦られて引っかき傷ができる可能性が高いです。そのため、車体に傷がついても自分の心はそれほど傷つかないという理由で、ジャカルタ周辺に住む限り大衆車のAvanzaに乗ることになると思います。

ジャカルタでの車選びとAvanzaの人気理由を構造化した図解

ジャカルタでの車選びとAvanzaの人気理由

ジャカルタではトヨタAvanzaが広い社内と3列シートで人気です。バリ島でのトヨタランドクルーザーFJ-40は外観と加速力が魅力です。インドネシアでは車の下取りにMobil88が利用されます。

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インドネシア中古車購入で注意すべき「オドメーター(走行距離計)改ざん」の実態と見抜き方

インドネシアで中古車を購入する際、特に個人経営の中古車屋から買う場合には、走行距離を少なく見せかけて価格を吊り上げるためにオドメーターが巻き戻されていることがあります。日本でも旧式のアナログメータは巻き戻して売ることがあると聞きますので、これはインドネシア特有の問題ではありません。

事例:アナログ機械式のオドメーターはドライバーを使って簡単に巻き戻せます。デジタル式もRp.25万でソフトを使って巻き戻しが可能です。以前、95年式ダイハツFerozaの走行距離が1万km程度と表示されている車を「倉庫に保管していた」と説明されましたが、車の底から油が滴り落ちていました。

要点:中古車を購入する際には、オドメーターの巻き戻しによる走行距離の偽装に注意し、車両の状態を総合的に確認することが重要です。

アナログ式の場合、ドライバーで数字を逆回転させる際に引っかき傷ができるため、メーターを注意深くチェックすることで不正を見抜けます。しかし、デジタル式はECU(Electrical Control Unit)の自己診断機能であるOBD(On Board Diagnostic)を外部ソフトで操作することで、傷を付けずに巻き戻しが可能です。このため、不正を見抜くのは難しく、正規サービスセンターでの定期的なメンテナンス履歴を調べることが唯一の手段となります。

外部からOBDへの接続方法(国土交通省から

インドネシアは違法コピーソフトが多く、Microsoft Indonesiaの調査によるとソフトウェアの83%が違法コピー品です。走行距離を減らすことで販売価格を5jutaも高く設定できるため、OBDに接続してクラックすることも珍しくありません。

購入者はオイル交換時にウィンカーにぶら下げられる走行距離タグがないか、ハンドルがすり減っているのに5万kmに達していないかなど、目視によるチェックも必要です。しかし、これらは決定的な証拠にはならないため、信頼できる大手の中古車ディーラーで購入するのが最も安全です。