人間は極端な環境の変化に順応できる強い生き物です。また、心細いときほど人の優しさが身にしみるものです。2020年から2021年の外出制限下で仕事が激減する中、かつてバリ島で会社を解散しニート状態で過ごした経験が生かされるとは思いませんでした。
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インドネシアの生活事情まとめ|文化・健康・交通・買い物・宗教まで
インドネシアの文化や生活習慣は日本人にとって馴染みやすいものである。インドネシアではSNSを通じて在留邦人の声が政治に影響を与えることがある。椰子の実ジュースには抗菌効果やアンチエージング効果がある。
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この記事でわかること
- 人間は極端な環境の変化に順応できる強さを持ちます。
- インドビジョンを解約し、自由な生活の快感を得ました。
- バリ島での生活は、感謝の気持ちを深く理解する機会となりました。
- 隠遁生活で自然と向き合い、感性が解放されました。
- 仕事をくれるお客様への感謝は、社会生活の基盤です。
バリ島でのニート生活で学んだ人生の教訓
バリ島時代の日記を読み返すと、さまざまな考えが浮かびます。会社を解散し、ニート状態で1年間過ごしたときの心境が綴られており、多忙な日常とは対極の生活をしていました。自分自身を「底辺までダレ切った人間を社会復帰させる」という臨床心理学の課題に対するサンプル事例として役立てることができると感じています。幸いにも精神疾患や不適応行動を引き起こすことなく、以下のような教訓を得ることができました。
- 人間は極端な環境の変化に順応できるほど強い生き物である。
- 人間はその場に居るときはありがたさが理解できない。
- 人間は心細いときほど人の優しさが身にしみる。
生活のランニングコストを抑えるためにインドビジョンを解約しましたが、これをもって自分が隠遁生活に入ったと自虐的に「賞賛」しています。
事例:インドビジョンを解約して2ヶ月ほど過ぎ、見たい番組に行動を束縛されない自由な生活に快感を感じるようになりました。インドネシアに居ながら、どれだけテレビに束縛されていたかがよく分かります。テレビと無縁の隠遁生活は、抑圧されていた感性を解き放ち、時間の観念すら意味を持たない自然に身を委ねたフリーライフです。
要点:テレビなどのメディアから離れることで、時間に縛られない自由な生活を楽しむことができ、抑圧されていた感性を解放することができます。
日記の日付は2007年5月6日で、世間から隔絶されたという被害妄想を綴っています。これでよく生活できていたものだと感心しますが、人間一人では生きて行けないという言葉が身にしみて理解できました。
事例:バリ島の片田舎で、朝から庭の芝を刈り、全身ずぶ濡れで犬の体を洗いながら「いいことあるといいな」と考えていました。仏教観ではあらゆるものが関連を持ちつながりを保ちながら世界が形成されているとされますが、かつてのビジネスマンとの「経済活動」という鎖がさび付いて切れかかっているようで、不安感がよぎることがありました。
要点:自然の中でのシンプルな生活は、経済活動からの解放感をもたらす一方で、社会とのつながりが薄れることによる不安感を引き起こすことがあります。
仕事をくれるお客様への感謝の気持ちは、社会生活を送る上で大切です。どんな時でも「ありがたい」と感謝の気持ちを唱えることで心身ともに平穏でいられると、昔タケノコ先生に教わった記憶があります。
事例:ありがたいことに、そんな私を頼りにして日本からやって来て仕事をくれるお客さんがいまだに居るのは奇跡のようです。ありがたすぎて涙が出そうで、商売抜きでも力になりたいと思います。お客さんが振ってくる話題にはできるだけついていき、役に立てる情報を返したいと考えています。
要点:お客様からの信頼と仕事の依頼に感謝し、その期待に応えるために積極的にコミュニケーションを取り、役立つ情報を提供することが大切です。
人間誰しも不安でさびしいときは、ささいなことに感動します。すっかり謙遜の気持ちも忘れて傲慢になりがちです。
事例:バリ島の会社を解散し、商売から離れて家事や庭仕事の比重が大きい生活をするようになり、これまで気にもとめなかったことに感動するようになりました。死にかけの植木が元気になったり、ヤモリの卵を見つけたりすることに感動し、仕事を離れても頼りにしてくれる人がいることへのありがたさに気づきました。隠遁生活をはじめてからの収穫です。
要点:商売を離れた生活の中で、日常の小さな出来事に感動し、他者からの信頼や頼りにされることのありがたさを再認識することがあります。
こんな生活をしていたという事実が奇跡のように思えますが、生活を根底から変えるために行動を起こすというマグマが自分の奥底に煮えたぎっています。