マルチ商法(ネットワークビジネス)が違法と見なされるケースについて説明します。売っている商材の価値が不当に高い場合や、営業トークが実態と乖離している場合、また始めるときに不当な会員費を取られる場合などが該当します。
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この記事でわかること
- マルチ商法は商材の価値が不当に高い場合に違法とされます。
- 情報商材ビジネスでは架空の成功例が多く、実際の価値が低いです。
- 新宿南口の喫茶店ではマルチ商法と反社会的勢力が活動していました。
- 無限連鎖防止法はネズミ講やマルチ商法を違法とする可能性があります。
- 情報商材型マルチ商法はオンラインで被害が拡大しやすいです。
情報商材ビジネスの実態:ネット上にあふれる虚偽の成功例と“楽して儲けたい”心理の罠
ネット上では様々な形の情報商材が販売されていますが、その多くは架空の成功体験や加工された口座残高を掲載し、金儲けのためには手段を選ばないものが多いです。実際に生産性のある情報商材を提供するサイトの割合は非常に低いと考えられます。
事例:ある情報商材サイトでは、フォトショップで加工された口座残高の画像を使用し、短期間での高額収入を謳っていました。しかし、購入者の多くは実際には収益を上げられず、返金を求める声が相次ぎました。
要点:このような商材は、実際の価値を伴わないことが多く、消費者を誤解させる手法が用いられています。
人間は基本的に怠け者であり、「楽して儲ける」という発想に飛びつきやすいです。これを利用して情報商材販売業者は、ネズミ講のようにクローンを増やし、ネット上に架空の儲け話を氾濫させています。
この商材ビジネスでは、一般消費者よりも「楽して儲けたい」人がターゲットにされやすいです。ある意味で「B to C」よりも「ビジネスを始めたい消費者」に向けた「B to B」に近いと言えるでしょう。
新宿南口の喫茶店で見たマルチ商法と反社の実態|学生バイトが目撃した裏社会
私は学生時代、新宿南口の某喫茶店チェーンでバイトをしていました。そこはマルチ商法集団とヤ○ザのたまり場で、学生には刺激が強すぎる環境でした。夕方になるとマルチの元締めと幹部が来店し、夜には美人局の女性が現れ、店内は独特な雰囲気に包まれます。
事例:学生時代、新宿○口支店でバイトしていました。マルチの巣窟で、自動ドアが開くと美人局と一緒に気の弱そうなカモが入ってくることがよくありました。指のない○クザや豆腐の味噌汁を要求する爺など、個性的な人々が集まっていました。
要点:彼らの商材は健康布団で、マルチ商法の特徴は顧客を「一緒に儲けよう」と誘うことです。特に女の子に免疫のない人は簡単に引き込まれ、布団や浄水器を購入させられます。最終的に儲かるのは元締めと幹部だけです。
ネズミ講とマルチ商法の違いと無限連鎖防止法の適用基準とは?
無限連鎖防止法は、無限連鎖講を「終局において破綻すべき性質のもの」として位置付け、これに関与する行為を禁止し、社会的な害悪を防止することを目的としています。ネズミ講とマルチ商法(ネットワークビジネス)は、友達を勧誘し、その友達がさらに別の友達を勧誘する連鎖により階層組織が拡大する連鎖販売取引である点が共通しています。
事例:『Pakai Daia lupakan yang lain』というフレーズで有名な洗剤に掛けて『Pakai Amway lupakan yang lain』とマルチの勧誘してきたお調子者にはデコピンでも返してやりたい。
要点:無限連鎖防止法の定義からすれば、ネズミ講やマルチ商法は違法とされる可能性がありますが、友達勧誘の目的が商品の販売であれば、違法とみなされない場合もあります。
マルチ商法(ネットワークビジネス)は商品の販売を目的とするため、違法にはならない場合もありますが、以下のような特徴があると違法とみなされる可能性が高まります。
- 売っている商材の価値が不当に高い。
- 営業トークが実態と乖離している。
- 始めるときに不当な会員費を取られる。
これらは個人の主観で判断されることが多いため、「一般論で評価した場合」という条件がつきます。最終的には「大人の判断」で決まることが多いのです。
情報商材型マルチ商法の社会的リスクと被害拡大の仕組み
被害者の視点から見ると、布団販売のマルチ商法では商材や入会費の支払いが親族にまで影響を及ぼし、場合によっては自己破産の危険もあります。しかし、オフラインでの関係で拡散されるため、連鎖のスピードは遅く、被害の範囲は関係者限定で比較的狭いです。
一方、ネット上の情報商材の場合、金額は自己責任の範囲で処理できることが多いですが、連鎖性を持つ商材であれば、オンライン上で時間や場所を問わず被害が拡大します。特に優秀なネズミの子供が生まれると、倍々速で孫ネズミを増殖させ、被害が広がります。
事例:インターネット上に生産性のない情報が氾濫し、無関係な人々の経済活動に影響を及ぼすことがあります。日本のネット人口7000万人全員の情報検索スピードが0.1秒でも落ちた場合の経済損失は、ネズミ講の被害額を超えると推測されます。
要点:情報商材型マルチ商法は、買った本人が知らない間に加害者になる危険があり、その社会的悪影響を過小評価しがちです。