宮本武蔵の農業転身と植物栽培の教訓

2020/04/25

ツノガエル

宮本武蔵が剣を置いて農業を始めた目的は、自分の存在への固執を捨て己に勝ち、剣から得た悟りで人を生かすことでした。在宅勤務の中で自然界の植物に対して自分ができることの限界を知ることには意味があります。

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インドネシアの代表的な植物にはラフレシア、フランジパニ、ハイビスカス、アロカシアがあります。2020年から2021年のコロナ禍で観葉植物栽培ブームが発生しました。零細事業者のオンライン進出はインドネシアの国家戦略に合致しています。

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この記事でわかること

  • 宮本武蔵は剣を置き、富士山麓で農業を始めました。
  • 武蔵は自然に抗えないことを知り、自己完成を目指しました。
  • 植物栽培では、気温や日照量などの条件が重要です。
  • 植物は過度な世話で枯れることがあり、適度な放置が必要です。
  • 武蔵の理念は、剣術を超えて人を生かすことにありました。

宮本武蔵が剣を置いて農業を始めた訳

ジャカルタのPSBB(大規模社会制限)が5月22日まで延長され、ブカシ県やカラワン県も追従する可能性が高まっています。在宅勤務が続く中、時間があるときこそ、吉川英治の長編小説『宮本武蔵』を読み直しています。

武蔵は吉岡剣法の清十郎と伝七郎の兄弟を倒し、「一乗寺下り松の決闘」で名を上げますが、その後、富士山の麓の坂東平野で農業を始めます。武蔵の心境は、剣で人に勝つことから、おのれに勝ち人生に勝ち抜く方向に変わり、剣から得た悟りで人を生かすことができると考えるようになります。

荒れ地を開拓し、水田として開墾する中で、人間は自然に抗うことはできない小さな存在であることを知ります。これにより、自分の存在に固執する無意味さを悟り、我執を捨てることで自己完成を目指します。また、村の治安を安定させ、村民に子孫のために田畑を残す信念を持たせることも考えます。

剣で人に勝ち、自分に勝ち、さらに人を生かすという壮大な理念は、「巌流島での戦い」で佐々木小次郎に勝つ理由として重要な描写です。

植物の栽培から学ぶことは多い

在宅勤務が続く中で、私は気分転換に植物の世話をしています。枝切りハサミで芝を刈ったり、雑草を抜いたり、ポットを交換したり、害虫駆除をしたりと、やり始めるときりがありません。宮本武蔵が大自然の前に自分の無力さを知ることで剣術を高めたように、私も植物と向き合うことで人生のヒントを得ることがあります。

植物の栽培方法は、ネットで調べた情報をそのまま実践してもうまくいかないことが多いです。その理由は、気温や日照量、栽培条件が異なるからです。借りている家の敷地内でも、場所や時間帯、季節ごとに環境条件は変わります。

植物を枯らす一番大きな理由は育てる人間の心理にあります。乾いた土を見ると本能的に水を多く撒きたくなりますが、それが根を腐らせることになりかねません。植物は世話が疎かになると元気がなくなりますが、一生懸命世話しすぎても枯れることがあります。むしろ、出張で水撒きができなかったり、肥料をやるのを忘れた後に青々としていることもあります。

また、植物は水道の水では満足しないことがあり、たっぷり水を撒いても元気がないことがあります。しかし、ほんの小一時間雨が降った後の翌日には元気になることが不思議です。

命がけで水害から田畑を守り、野武士の襲撃から村を守った武蔵と比較するには及びませんが、植物の世話を通じて自然界の植物に対して自分ができることの限界を知り、感情をコントロールできない自分自身の弱さを思い知ります。植物を枯らさないための方法を日々考えています。

事例:観葉植物の鉢植えを続けていると、ある時期に肥料を撒いても元気が回復しなくなることがあります。土が固まって水捌けが悪くなったり、鉢のサイズの限界に達して下から根が出てきたりします。葉の色が悪い、茎が細く倒れやすい、蕾のまま中折れして落ちるハイビスカス13鉢を植え替えます。

武蔵が剣を置いて鍬を持ったように、私はストレッチで心の安定を得たり、本を読んで先人の知恵を学んだり、コーヒーを淹れてインドネシア各地の豆の風味を感じたりしています。同じように、自宅でスコップで植物の植え替えをし、ハサミで芝を刈る中で、人生の修行も続いていきます。