アンスリウムの魅力と育て方:象の耳と舌の植物

2019/10/24

アンスリウム

アンスリウムは、仏炎苞から伸びる肉穂花序が特徴的な植物です。インドネシアでは、Kuping Gajah(象の耳)やLidah Gajah(象の舌)と呼ばれる大きな葉っぱの品種が人気です。

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インドネシアの代表的な植物にはラフレシア、フランジパニ、ハイビスカス、アロカシアがあります。2020年から2021年のコロナ禍で観葉植物栽培ブームが発生しました。零細事業者のオンライン進出はインドネシアの国家戦略に合致しています。

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この記事でわかること

  • アンスリウムは熱帯アメリカ原産で、インドネシアでは観葉植物として人気です。
  • Kuping Gajah(象の耳)やLidah Gajah(象の舌)と呼ばれる品種がインドネシアで栽培されています。
  • アンスリウムは600品種以上あり、ほとんどの品種の葉っぱはハート型です。
  • アンスリウムは高温多湿を好み、15度以下の低温に弱いため室内での飼育が推奨されます。
  • アンスリウムはシュウ酸カルシウムを含むため、ペットが誤食しないよう注意が必要です。

フラミンゴフラワーと呼ばれるアンスリウム

アンスリウム(Anthurium)は、熱帯アメリカからカリブ海域の西インド諸島原産のサトイモ科アンスリウム属の植物です。インドネシアの一般家庭やカフェで観葉植物として人気があり、特にFlamingo flowerと呼ばれる赤、ピンク、白、紫などの花を咲かせる品種が有名です。

仏炎苞(ぶつえんほう)から伸びる肉穂花序(にくすいかじょ)が特徴的なアンスリウム

アンスリウムなどのサトイモ科の植物では、蕾を包むように葉が変形した部分が苞(ほう)と呼ばれ、太い肉質の中軸の周囲に無柄の小花が密生している部分が肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれます。日本では別名オオベニウチワと呼ばれるフラミンゴフラワーは、仏様の後光のような光沢を放つ薄ピンクのハート型の仏炎苞から白い肉穂花序が伸び、フラミンゴが白い羽を広げているように見えることもあります。

アンスリウムはアロカシアと同じく高温多湿を好み、15度以下の低温に弱いため、四季のある日本では温度が調整できる室内で飼育されます。しかし、インドネシアでは玄関外やテラスなどの半屋外の装飾として置かれることも多いです。アンスリウムは600品種以上あり、ほとんどの品種の葉っぱの形がハートに近いため、運気を上げる効果があると言われています。私の自宅にも屋外だけでなくテラスや屋内にもいろんな種類のアンスリウムを並べています。

Kuping Gajah(象の耳)、Lidah Gajah(象の舌)と呼ばれるアンスリウム

インドネシアでは、Kuping Gajah(象の耳)と呼ばれるクラリネルビウム(Clarinervium)や、Lidah Gajah(象の舌)と呼ばれるワロッケアヌム(Warocqueanum)など、象に例えられる大きな葉を持つアンスリウムが多く栽培されています。これらのアンスリウムの魅力は、大きな葉の表面を走る葉脈が形成する幾何学的な文様であり、インドネシアからヨーロッパやロシアなど世界中に輸出されています。

私の住むブカシは日差しが強く気温が高いため、以前は庭の半日向に置いていましたが、葉が日焼けして黄色くなってしまいました。2019年時点では屋内の風通しの良い窓際で育てています。ミニサイズのものは、大きな鉢に移し替えてから2年ほど育てると、葉のサイズが30cmを超える大きさに成長すると言われています。

アンスリウムはサトイモ科の植物で、同じサトイモ科のアロカシアモンステラと同様に、弱毒性のシュウ酸カルシウムを含有しています。そのため、犬や猫などのペットが誤って食べないよう注意が必要です。

事例:アンスリウムのClarinervium, Pterodactyl, Papillilaminumは「象の耳(Kuping Gajah)」と呼ばれ、ワロッケアヌム(Warocqueanum)は「象の舌(Lidah Gajah)」で「アンスリウムの女王」とも称されています。他品種とのハイブリッドも存在します。

Kuping Gajah(象の耳)、Lidah Gajah(象の舌)と呼ばれるアンスリウム
Kuping Gajah(象の耳)、Lidah Gajah(象の舌)と呼ばれるアンスリウム
Kuping Gajah(象の耳)、Lidah Gajah(象の舌)と呼ばれるアンスリウム