GO-CLEANやGO-MARTなどのサービスが普及し、スマホからオンラインで掃除や買い物を格安で頼めるようになっています。情報のフラット化により、田舎の女の子たちが都会の洗練された仕事に就きたいと考えるようになり、メイドへのなり手が少なくなっています。
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インドネシアの生活事情まとめ|文化・健康・交通・買い物・宗教まで
インドネシアの文化や生活習慣は日本人にとって馴染みやすいものである。インドネシアではSNSを通じて在留邦人の声が政治に影響を与えることがある。椰子の実ジュースには抗菌効果やアンチエージング効果がある。
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この記事でわかること
- GO-CLEANやGO-MARTなどのサービスが普及し、オンラインで掃除や買い物を頼めるようになっています。
- 情報のフラット化により、田舎の若い女性が都会の洗練された仕事を目指すようになっています。
- インドネシアではメイドを雇う文化が減少し、外部委託サービスが充実しています。
- バリ島でのメイド雇用はトラブルが多く、金銭や商品を盗まれることもあります。
- 20年後には、インドネシアでもメイドを雇う文化が過去のものになる可能性があります。
インドネシアでメイドを雇う人が減った時代背景
単身赴任中のお客さんと話していた際、昼食は自宅から弁当を持参していると聞き、「早起きして作っているんですか?」と尋ねたところ、「メイドに作らせているに決まっているじゃないですか」と返され、ハッとしました。
インドネシアではメイド(Pembantu)を雇うのは普通のことですが、私が最後にメイドを雇ったのは2005年以前のことです。アパート暮らしで掃除面積も狭く、妻と二人暮らしなので炊事洗濯も大したことはありません。アイロン掛けもランドリーサービスに含まれているため、メイドを雇う必要性がありません。
GoFoodやGoCleanなどのスマホアプリサービスの発展により、アイロン代行、掃除代行、害虫駆除代行、ケータリングサービスなど、あらゆる家事がプロダクト化されています。これにより、メイドの絶対数も2005年以前に比べて減少しているのではないでしょうか。
携帯とスマホの普及で情報がフラット化された状況で、10代の若い女の子がメイドになりたがる理由は少なく、ジャワの田舎からジャカルタに出てくる場合、まずはショップのSPG(Sales Promotion Girl)などを目指すことが多いです。
事例:かつてはジャカルタに駐在する外国人がメイドとイケナイ関係になるという話もありましたが、そうしたゴシップもほとんど聞かなくなりました。これは単身赴任者がメイドを雇う必要がないほど、外部委託サービスが充実していることを示しています。
バリ島でのメイド雇用にまつわるトラブルの数々
以前、バリ島で大型犬4匹と共に大きな家に住んでいたとき、メイドなしでは生活が厳しく、何度も雇ってはクビにし、また雇っては失踪されるという繰り返しでした。長くて半年、短くて2日という定着の悪さに悩まされました。金銭や商品を盗まれることもあり、精神的に疲れ果てました。
事例:仕入先への支払いのために鍵付きの引き出しに入れていた7jutaほどを持ち逃げされたときは、メイドを恨む気持ちが8割、自分の不注意を嘆く気持ちが2割でした。その脱力感を思い出します。
あるとき、あまりにも使えないメイドに妻がクビを言い渡した数時間後、旦那が殴り込みをかけてきて、近所中が大騒ぎになりました。私はウブドゥで仕事中で、妻の悲壮な声を携帯越しに聞くしかありませんでした。
この後、デンパサールの自宅まで猛スピードで帰宅しました。
次のメイドは初対面の朝、朝食を食べていないと言って、いきなり棚を開けて食料を物色し始めました。会って早々に雇い主の家の引き出しからIndoMieの袋を探し出し、茹ではじめたときには驚きましたが、たくましさも感じました。

メイドのいない期間は、モップがけや草刈りなどの重労働が私の仕事になりました。朝のルーティーンワークとして犬の餌やり、糞の始末、水槽の水替えに加え、床のモップがけが加わると、午前中だけで疲れ果ててしまいました。
掃除が億劫になる根本の要因は「掃除しても3日で同じ状態に戻るから」という考えです。これを考え始めると掃除も苦痛でしかなくなります。
2045年には、インドネシア人の間でもメイドを雇う文化が過去のものになっているかもしれません。都会のジャムゥの行商人おばさんがそうなりつつあるのは寂しい限りです。