インドネシアでの魚飼育と水質調整のポイント

2020/05/19

ビオトープ

日本の水道水は一般的に軟水でpH値が低い酸性です。しかし、インドネシアの水道水はミネラル含有率が高い硬水で、pH値も高いです。そのため、魚の飼育にはpH値を下げ、カルシウムやマグネシウムを分解して水質を軟性に変える必要があります。

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この記事でわかること

  • インドネシアの水道水は硬水でpH値が高く、魚の飼育には水質調整が必要です。
  • ジャカルタで観賞魚を購入するなら、清潔でアクセスの良いスメナップ市場がおすすめです。
  • カルティニ市場ではpH測定薬が購入可能ですが、gHやkHの測定薬は見つかりませんでした。
  • アロワナは軟水環境で美しく発色するため、水質を軟性に変えることが推奨されます。
  • インドネシアの硬水は髪にゴワゴワ感を残すため、シャンプー使用時に注意が必要です。

インドネシアで魚を飼育する

ジャカルタで観賞用の魚を購入する際には、メンテン地区のスメナップ市場、カルティニ市場、ジャティヌガラの動物市場の3か所が有名です。しかし、ジャティヌガラ動物市場は衛生面や治安が良くなく、カルティニ市場は狭い通りに位置しており、車やバイクとの接触のリスクがあります。そのため、都心にあり清潔でアクセスの良いスメナップ市場をお薦めします。

スメナップ市場

事例:蓮のポットに発生したボウフラ退治用の小魚を買いに来ました。右のアロワナスーパーレッドは18jutaで、ヒゲ良好目だれなしの美しい個体です。

カルティニ市場

事例:pH(酸性度)の測定薬を購入しましたが、gH(硬度)、kH(炭酸塩の硬度)の測定薬は見つかりませんでした。gHはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル、kHは二酸化炭素からできた炭酸水素イオンの量を示します。

ジャティヌガラ動物市場

事例:暑い時間帯のpasar hewanで、猫が白目をむいて伸びていました。動物愛護団体が見たら驚くかもしれません。

バリ島ではデンパサールの鳥市場で、アロワナや淡水エイを飼育していました。新鮮な生餌を買うために頻繁に通っていました。Batubulanに新築した自宅には、リビング中央に250cmの巨大水槽を設置し、シルバーアロワナやグリーンアロワナ、紅尾金龍、紅龍などを飼育していました。

2007年頃のデンパサールのPasar burungでは、アロワナの生餌を買うために通っていました。自宅のプラケースに入れたカエルが脱走し、庭の池で繁殖することもありました。

Batubulanの自宅リビングでは、紅尾金龍が混泳する様子が見られました。底にはモトロのつがいがいて、ある朝にはミニエイが3匹増殖しました。

病気療養のため2階のバスタブに退避させていたアロワナを、1階の水槽に戻す作業を行いました。アロワナは跳躍力があるため、重い金網で蓋をしています。

アロワナを網ですくい、2階から1階リビングまで移動しました。当時35歳の私は、パンツ一丁で作業していました。

アロワナが怪我しないように、注意深く水槽に戻しました。

ジャカルタから空輸されたスーパーレッドの稚魚をングラ・ライ空港まで引き取りに行きましたが、停電時にUPSが作動せず、エアーレーションがストップしてアロワナが死滅したことがあります。

インドネシアの硬水とpHが髪やアロワナに与える影響とは?

インドネシアの水は硬水であるため、シャンプーを使用すると髪が痛みやすいと言われています。これは、日本の水道水が50mg/L~60mg/Lの軟水であるのに対し、ジャカルタの水道水は100mg/L以上の硬水であり、カルシウムやマグネシウムが髪に付着してゴワゴワ感を残すためです。

PH
左が水道水でpH8.5付近のアルカリ性、右が飲料水(Cleo)でpH6.5付近の弱酸性。アロワナは6.2~7.2の弱酸性を好むため、うちの水道水にドボンと投下したらpHショックを起こす可能性あり。Rp.18,600/19LのCleoで150cmx60cmx40cmの小さめの水槽で飼う時の一回の水替えに19本xRp.18,600=Rp.353,400 高い。

スメナップ市場でアロワナを購入し、自宅の水道水を溜めた水槽に投入しても、すぐに死ぬことはないかもしれませんが、アジアアロワナは軟水環境で美しく発色するとされています。そのため、カルシウムやマグネシウムを分解して水質を軟性に変えることが推奨されます。

事例:お店から運ばれてきたアロワナを飼育する際、ビニール袋内の弱酸性の水のpH値に近づけるため、水槽の水道水のpH値を調整する必要があります。急激なpH値の変化(pHショック)は個体に悪影響を及ぼす可能性があります。

アクアのガロンをアロワナ飼育の水に使用することも可能ですが、1回の水替えには多大な時間と費用、労力がかかります。そのため、市販の中和剤を使用してカルキ抜き(次亜塩素酸カルシウム)と水質調整を行うのが現実的です。

硬度とpH値の関係は水中のさまざまな元素が関与するため一概には言えませんが、一般的にインドネシアの水道水のような硬水はpH値が高くアルカリ性であり、日本の水道水のような軟水はpH値が低い酸性であると言えます。