自分が面白くないと感じることは、他人にとっても面白くないことであるかもしれません。しかし、逆にその面白くないことを敢えてやってみることで、競合の少ないブルーオーシャンで勝負できる可能性があります。思考を変えることによって、いつの間にか面白くないことが面白いことに変わるという発想です。
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この記事でわかること
- 嫌いなことを敢えてやることで、競合の少ないブルーオーシャンで勝負できる可能性があります。
- 好きなことを仕事にするには、人並み外れた努力が必要で、過度な努力は苦痛になることがあります。
- 嫌いな仕事は他人にとっても嫌いなことが多く、ブルーオーシャンの市場である可能性があります。
- 手間がかかるが競合が少ない分野で、サービスの品質を向上させることで成功のチャンスがあります。
- 嫌いなことを好きに変えるのは難しいため、ポジティブシンキングで思考を変えることが重要です。
好きなことだけで生きていくのは幻想?現実を変えるための思考転換と努力論
好きなことを仕事にして、お金を稼いで生きていけたらどんなにすばらしいだろうと、誰もが考えていると思います。しかし、個人の能力は平等には与えられておらず、偏在化しているため、能力の足りない大多数の人々は、生活の糧を得るために、好きでもないことをやらざるを得ないのが現実かもしれません。
能力の足りない人々も、一部の能力のある人と同じように好きなことだけやっていたら、それこそ労働力が偏在化して社会が成り立たなくなります。だからみんな社会で生きていくために、好きなことをするのを我慢して、社会の中で生活費を稼ぐことができる空席を探すことを優先します。
その結果「この空席では自分がやりたいことが出来るわけではないけれど、自分の興味のある分野の仕事なのでまあいいか」と妥協できればまだ御の字です。不本意ながらも生きるために、全く興味のない仕事に就かざるを得ない人も多くいる中にあって、最初は興味がなかった仕事に慣れて、奥の深さを感じ取り、そこに面白さを見出せた人は十分勝ち組だろうと思います。
こうしてみんなが妥協しあうことで、社会に用意された空席がすべて埋まり、労働力が均等化されて、はじめて社会の歯車が動き出し回っていきます。しかしこう言ってしまうと、好きなことだけやって生きていける人は、一部の才能のある人だけに限定されてしまいますが、世の中には才能はなくとも、好きなことをやるためには、努力を惜しまない「努力できる才能」を持った人がいます。
そして当たり前ですが、好きなこともやりすぎると苦痛になります。いくら肉好きでも高級霜降り肉は油っぽくて大量には食べられませんし、車の運転が好きでもジャカルタの渋滞に毎日はまると、うんざりするのと同じで、好きなことでも過度な努力は苦痛となります。
事例:例えばギタリストとして食べて生きたいと考える人の大多数は、自分には才能が足りないことを自覚した上で、それを努力で補って上手くなろうとする人々であり、レッドオーシャンである音楽業界で生きていくために、寝食忘れて練習に没頭した結果、タイミングと運を味方につけた人だけが努力が報われます。
要点:好きなことを仕事にしようとしても、実現するには結局は人並み外れた努力が必要になる、でもやりすぎると好きなことも嫌いになる、だったら最初から嫌いなことを好きにするほうがまだ簡単ではないか?という問題意識が浮かんできます。
- 好きなことをやるために、死ぬほど努力して低い確率で夢を実現する。
- 嫌いなことを好きに変えてしまい、高い確率で現状に満足する。
低い山に登っても、山頂からの景色はせいぜい街の様子が一望できる程度ですが、高い山に登ればより大きな苦労した分、山頂から見える壮大な雲海や幻想的な夕焼けが見られるのであり、好きなことをやって生きている人は、高い山の高さ分の苦労をした上で、楽しく生きているのであって、楽して好きなことだけやっているとか、楽して儲かる話とかは、この世には存在しません。
嫌いな仕事にこそ成功のチャンスがある|ブルーオーシャン思考で道を切り拓く方法
大学受験で数学の難問に直面し、試験場で絶望を感じた経験があります。しかし、その問題は他人も同様に悩んでおり、最終的には部分点の勝負となりました。合否を分けたのは、これまでの努力の積み重ねでした。
嫌いな仕事も同様に、自分が嫌いな仕事は他人にとっても嫌いなことが多く、これはある意味でブルーオーシャンである可能性が高いのです。
- 手間がかかって面倒くさいこと
- キツイ割りに見返りが少ないこと
嫌いなことは「面倒くさくてキツイ」ことですが、こうした仕事はブルーオーシャンの市場にあることに気づいた瞬間、競合が少ないなら成功するかもしれないと前向きな気持ちに変わります。
日系サービス業のインドネシア市場への進出ニュースを見て、多くの人がレッドオーシャンで勝負しようとしていると感じます。まずはブルーオーシャンを探すことが重要ではないでしょうか。
嫌いなことを好きに変えるのは難しいため、これらをやるとお金が稼げる、または自分がイケていると考えるなど、ポジティブシンキングで「思考そのもの」を変えることで現実を変えることを目指す方が、好きなことをして生きるための近道ではないかと思います。
事例:技術力や資金力で他社に勝てない場合、サポートの手厚さやレスポンスの速さなど、手間がかかるサービスの品質を向上させることで勝機を見出せるかもしれません。