日本市場は、特殊な商慣習によって独自の進化を遂げ、ガラパゴスと呼ばれています。インドネシア国内にも日系ガラパゴス市場が存在し、日本語での対応が参入障壁となっていましたが、ローカル企業や他国企業の台頭により、この原則が崩れつつあります。
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インドネシアのビジネス事情まとめ|進出・継続・IT・市場戦略
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この記事でわかること
- インドネシア市場では中国のBYDやWulingがEV車で台頭しています。
- 日本の製造業はインドネシアでの競争力維持が課題となっています。
- 日系ガラパゴス市場はローカル企業の台頭で縮小しています。
- インドネシア進出スタートアップは大資本ローカル企業との競争に直面しています。
- 日本人の優位性を活かし、現地ビジネス環境に適応する戦略が求められます。
日本企業の海外進出と中国EVの台頭|インドネシア市場で問われる日本車の競争力
日本の人口減少が続く中で、内需の縮小は避けられず、国内市場だけで生き残るのは難しいと判断する企業が増えています。そのため、多くの日本企業が海外市場に活路を見出そうとしています。
インドネシアでは、日本の製造業が最後の砦とする二輪四輪市場で、中国車メーカーの存在感が増しています。これまで中国製や台湾製の車やバイクは、中古市場での価格下落率が高く、シェアを広げることができませんでした。
事例:政府主導で進むEV車へのシフトにより、BYDやWuling(上汽通用五菱汽車)などの中国車が市場に流通しています。これにより、近い将来中古車価格が安定し、日本車を脅かす存在になることが予想されます。
要点:中国EVの台頭は、日本車の競争力を試す重要な要素となっています。
インドネシアで縮小する日系ガラパゴス市場と海外・ローカル企業との競争激化
日本の特殊な商慣習や日本語の言葉の壁で守られてきた日本の国内市場は「ガラパゴス」と呼ばれますが、インドネシアの日系企業間市場も同様に「日系ガラパゴス市場」と言えるでしょう。しかし、海外企業の台頭でこの原則が崩れてきています。
日本の原材料メーカーや部品メーカーは海外進出が遅く、先発進出企業は原材料を輸入に頼る傾向が強かったですが、地場企業や他のアジア企業へのシフトが進んでいます。非日系企業が設備投資や品質改善を続けた結果、市場での競争力が上がっているのです。
事例:某日系大手家電メーカーを大口顧客とするCikarangの某日系部品メーカーは、トップ交代を機に従来の「お客様は神様」的対応から脱却を図りました。しかし、中国部品メーカーの営業努力により、部品の発注先が中国系企業に切り替えられてしまいました。
要点:インドネシアの日系ガラパゴス市場が縮小する中、ローカル市場に展開しようとすると、ローカル企業や海外企業との競争が激化します。
さらに、商習慣の違いや売掛回収の難しさに直面すると、日系企業相手の事業を選ぶことになり、縮小傾向のガラパゴス市場に回帰する可能性があります。
インドネシア進出スタートアップの課題と日本人の優位性を活かす戦略
日本からインドネシアに進出するスタートアップ企業は、自社プロダクトの競争力を売りにしていますが、よくあるリスクとしては大資本のバックアップを受けた後発のローカル企業にシェアを奪われることです。
インドネシアは複雑な規制や税法、高い関税などの影響でビジネス難度が高いとされがちです。日本人としての優位性をいかに発揮するかが、事業展開の近道と考えられます。
家電業界やエンタメ業界では、ジャパニーズブランドが韓国や中国に押される状況が続いています。日本にはアメリカのような革新的なアイデアを生み出す教育環境が不足しており、真っ向勝負で勝ち残るのは難しいかもしれません。
事例:技術力と英語力のある人材が不足しているため、JETROや地方自治体の支援を受けながら、ジャパニーズブランドを前面に出したローカル市場への展開を行っています。
要点:日本のスタートアップがインドネシアで成功するためには、日本人の優位性を活かしつつ、現地のビジネス環境に適応する戦略が必要です。
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インドネシアでの日本人起業戦略と差別化のヒント
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