コロナ禍による需要変動を想定した上で適正在庫を決める際に、設備キャパの平準化や受注オーダーの種類による生産形態(見込み生産・受注生産など)、作業員のスキルマップなど考慮すべき制約条件が多く、これをすべて解決する一つの方法が生産スケジューラーAsprovaの導入です。
需要変動に合わせた生産計画作成業務でお困りごとはありませんか?
インドネシアでの製造業を取り巻く環境はめまぐるしく変化しており、工場においてはより一層の生産プロセス全体の改善と生産効率向上が求められています。
- 内示や受注オーダから生産計画を立て購買発注したい。
- バーコードを使って在庫管理を省力化したい。
- マスタデータを一元化して社内資産にしたい。
- 低コスト・短納期でシステムを導入したい。
- 生産や設備の予実比較レポートを出力したい。
生産スケジューラーAsprovaで生産工程の見える化
客先からの内示情報や受注オーダをAsprovaにインポートし、現状在庫や安全在庫を考慮した正味所要量を計算し、機械の負荷を平準化しながら納期遅れしない実現可能な生産スケジュールと購買スケジュールを自動生成します。
生産スケジューラ Asprova は、従来から得意とする山崩し(有限能力計画、ディスパッチ、資源負荷平準化)に加え、タイムベースのMRPと「どこ」から「どこ」へとつなぐ紐付けロジックを搭載しています。
調達から生産、配送に至るすべてのプロセスのひと・モノ・資源をつなぐ流れを整え、在庫削減や資源の稼働効率の改善をサポートします。
受発注・在庫管理・帳票出力でAsprovaをより使いやすく
内示や受注オーダをHana Firstに取り込み、安全在庫を満たす基準生産計画(MPS)を、Asprovaのオーダテーブルにインポートします。
Asprovaで材料や資材の正確な所要量を算出するために、Hana Firstで最新の状態に更新された部品構成表(BOM)や品目機械マスタから、Asprovaの製造BOMを自動生成しインポートします。
生産と販売で発生する在庫の受払を、リアルタイムにHana Firstに反映することで、Asprovaでは現状在庫と安全在庫を考慮した、正確な生産スケジュールを生成します。
Asprovaで生成された作業テーブルから、機械単位のシフト別生産スケジュールや、製品別の現品票を発行し、Hana Firstで入力される生産実績との予実比較表や、機械別稼働率表を生成します。
インドネシアで生産スケジューラーAsprovaを導入した経験をこちらにまとめています。
数年前までは日本人にインドネシアについて聞いても、デビィ・スカルノ元大統領夫人くらいしか知名度がありませんでしたが、今では東南アジア最大の人口を抱える潜在的経済発展が見込める国という、経済面で注目されるようになり嬉しい限りです。
日本に対して良好な感情を持ってくれる人が多く、豊富な天然資源と人的資源を有し、発展途上国から中進国に向けて全力疾走しているインドネシアは、世界中からハードとソフトの両面での投資先として注目されています。
我々チームメンバー全員は、Asprovaの知識と経験だけでなく、製造業やサービス業のビジネスフローに精通した、業務システムのプロフェッショナルばかりであり、お客様の要件を英語、インドネシア語、日本語のいずれかでヒアリングし、システムの開発導入を行います。