当ブログは「私に近い立場の人≒インドネシアに関係して仕事をする人」を思い浮かべながら書いてきたつもりでおりますが、外部から入ってくる断片的な情報と実体験に基づく記憶が紐づけられた結果として、事象のコンテキスト(背景)が見えるようになるのが理想です。 インドネシアのビジネス事情まとめ|進出・継続・IT・市場戦略 現地適合(品質×価格)が本国ブランドの優位より効きやすい。無印良品は2021年5月末にインドネシア全店舗を閉鎖し、低価格帯で模倣品に近い商品構成の中国系小売が多店舗展開した局面がある。かつては日本人が資本とアイデアを提供し、インドネシ… 続きを見る
この記事でわかること
- WordPressはGPLに基づくオープンソースであり、自由な配布と改変が可能である。
- 企業サイトのリニューアルは時代の変化に対応するために不可欠である。
- WordPressテーマの選定はカスタマイズのし易さやセキュリティの観点から重要である。
- ブログを長続きさせるためには情報と知識の整理が重要である。
- 企業サイトの運営は構築後の運用がスタート地点となる。
WordPressの普及とGPL思想に学ぶ:オープンソースが変えたWebの常識
当サイトではWordPressというコンテンツ管理システムCMS(Contnets Management System)を使用していますが、もともとAutomatic社というアメリカの会社のCEOが2003年に初版をリリースしたのが最初で、今では世界のWEBの37%がWordPressを使って構築されていると言われるまでになりました。
私がWordPressを使用し始めたのは2008年頃で、それ以前まで使っていたMovable TypeというCMSに比べて外観を着せ替える無料テーマが豊富で、素人でもプロのデザイナーが作ったような格好いいWEBサイトが構築できるようになったのですが、それにも増して過去の常識を覆したのが「修正したソースとその派生物は、元のライセンスと同じ条件で配布しなければならない」というコピーライトならぬコピーレフトの概念を採用していることでした。
WordPressはGPL(General Public License 一般公衆ライセンス)という自由な配布を前提とした理念に基づいて開発されたオープンソースのフリーウェアなので、修正したオープンソースのソフトウェアを再配布しようが有料で他人に売ろうが全く問題なく、むしろコピーして改変して配布するものにコピーライトを主張したり、インストール台数やインストール期間を制限することこそ、GPLの理念に反することになります。
それまで著作権でもって開発元の権利を守ることがビジネスの常識だと考えて生きてきましたが「ソフトウェアは自由に配布されるべき」という開発元の理念を利用者も損ねてはならず、その意志を尊重し続けなければならないという考え方は、もし私がWordPressのテーマやプラグインを開発して有料で販売する人間だったら、著作権を主張できない、再配布を制限できないという足かせの中で、果たしてビジネスとして成立するのだろうかと疑問を持っていたと思います。
WordPressテーマ乗り換えの理由と企業サイトリニューアルの重要性
2020年7月現在、今ではたくさんのWordPressのテーマやプラグインの開発・販売業者がありますが、GPLの理念を尊重しコピー再販される前提で有料販売を行い、有料サポートなどのサービスや、追加機能の有料販売などでビジネスが成立しており、今回私もこれまでの中国製の有料テーマを止めて日本の有料テーマを使ってサイトのリニューアルを行いました。
前のテーマは2017年から、美しい1カラムレイアウトのLP(ランディングページ)を簡単に作成できるという点に惹かれて使用していたのですが、過去にウィルスによる改ざん被害を何度も受けており、開発元が倒産したのかどうか知りませんが既に新規開発をストップしており、残念ながら今後のセキュリティアップデートが期待できなくなりました。
業務システム導入プロジェクトの際にお客さんに対して「システムは導入してからが始まりです」とお伝えすることが多いのですが、WEBサイトの運営やCMSを使ってブログ運営するのもおそらく同じで、サイトを構築してからの運用がスタート地点となります。
「企業WEBサイトって一回作ったらそれで終わりじゃないの?」「そもそもなんでわざわざテーマを変えるの?」「時間とお金の無駄じゃないの?」と考える人もいると思いますが、企業サイトを世の中の動きに合わせようとするとリニューアルは不可避であり、今回私がテーマを変えたのも「ウィルスに頻繁にハッキングされた」「前のテーマの開発元が倒産した」「カスタマイズを入れ過ぎてスタイルが汚くなった」という時の流れの中で生まれた理由があります。
WordPressテーマ選びとブログ継続の鍵:インドネシア実務と知識整理をつなぐ思考法
今は企業サイトもWordPressで運営しているケースが多く、リニューアルに際してゼロからテーマを開発するのは効率が悪いので、自社のコンセプトに近いテーマを探して、そこにカスタマイズを入れていくのが主流であり、私も前回までのテーマを選ぶ基準の一つが「カスタマイズのし易さ」でしたが、今回の基準は「なるだけカスタマイズしなくて済む」という真逆の理由になったのは「デザインとかSEOとかはプロにかなわないので、下手くそな私はなるべく自分は手を加えない」という考え方に変わったからです。
一般的にブログやサイトを構築する前に、見てもらいたいターゲット層であるペルソナを決めるのですが、当ブログは「頭の中のごっちゃになっている知識を整理したい」という欲求からスタートしましたので、ペルソナは「自分に近い立場の人≒インドネシアに関わり合いを持って仕事をする人」となり、自分の頭を整理した結果として他人の頭も整理されるのが理想だと思っています。
ここで言う「知識の整理」とは新しい情報と断片的な頭の中の記憶が繋がり、広い視野からインドネシアを見ることができるようになるということであり、例えば時事ネタでも自分の実体験をもとに「今こんな事象が発生しているが、これは自分が過去に体験したあれと同じパターンだな」という情報と記憶の紐づけ作業によって、事象の背景が見えるようになることを目的としています。
おそらく日記も同じだと思うのですが、ブログを長続きさせるためのコツは何かと問われれば、何かを達成することを目標とするのではなく、新しい情報と頭の中の知識が紐付いて整理されてすっきりしたという学習感が快感だからと答える人は私だけじゃないと思うのですがいかがでしょうか?
よくある質問|WordPressテーマ選びとリニューアル
本稿の内容に沿って、繰り返し出る問いを短く整理します。
WordPressはどのように普及しましたか?
WordPressは2003年にAutomatic社のCEOによって初版がリリースされ、今では世界のWEBの37%がWordPressを使用しています。オープンソースのGPL思想に基づき、自由な配布と改変が可能なことが普及の一因です。
企業サイトのリニューアルはなぜ必要ですか?
企業サイトは世の中の動きに合わせてリニューアルが必要です。ウィルス被害や開発元の倒産、カスタマイズのし過ぎによるスタイルの乱れなどがリニューアルの理由となります。
WordPressテーマ選びの基準は何ですか?
以前はカスタマイズのし易さが基準でしたが、現在は「なるだけカスタマイズしなくて済む」ことが基準です。デザインやSEOはプロに任せ、自分は手を加えない方が効率的だと考えています。