インドネシアで日本人が起業する際には、小資本でも日本人の利点を生かせそうな業種を探すことが重要です。本業を持ちながら副業を育ててリスクを抑えて起業するか、本業でキャリアを積み成熟した市場でマーケティング力で勝負するかの選択が求められます。生成AIは、世界に革命的変化を及ぼしているため、起業の有望なキーワードになると考えられます。
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インドネシアのビジネス事情まとめ|進出・継続・IT・市場戦略
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この記事でわかること
- インドネシアでの起業は小資本でも日本人の利点を活かす業種を選ぶことが重要です。
- 多くのインドネシア人が生活のためにローカルビジネスを始め、経済活動を支えています。
- 日本人はIT関連や日本食レストランなどのビジネスで起業する傾向があります。
- 生成AI技術はインドネシアでの起業において有望な選択肢とされています。
- AI技術の進化により、製造業の生産計画が効率化されています。
インドネシアでの日本人起業とローカルビジネスの実情|現地事情を踏まえた成功戦略とは
インドネシアでは、多くの人が個人ビジネスを持っており、パダン食堂や文房具店を営むミナンカバウ人、ドリアンやアボカドの卸しを行うスンダ人、バイクの修理工場を経営する中華系インドネシア人などが例として挙げられます。これらのローカルビジネスは頻繁に発生し、消滅しています。
事例:インドネシアでは給与水準が低いにもかかわらず、高価な車が多く走っています。これは、ビジネスを始める人が多く、黒字化する可能性が意外と高いことが影響しているかもしれません。
要点:インドネシアでは、生活のためにビジネスを始める人が多く、ローカルビジネスの数が多いことが経済活動を支えています。
日本人がインドネシアで起業を考える理由には、帰任後の自由な仕事環境を求めることや、インドネシアでの長期的な生活を見据えたものがあります。特に日本人は、IT関連やコンサルティング事業、日本食レストラン、日本語学校など、日本人の利点を活かしたビジネスを選ぶ傾向があります。
新しいニーズを探すか成熟した市場でマーケティング力で勝負するか
起業は『解決したい社会的課題』を見つけることから始まります。インドネシアでのニーズを見つけることは、日常生活の中で感じた課題を解決する自然な流れで起業するケースは少数派で、多くは情報を集めて知恵を絞りながらニーズを捻り出すことが一般的です。
インドネシア人が本業とは別に『ローカルビジネス』を行うように、日本人も本業以外に飲食店をオープンしたり、輸出入やLPKビジネスの現地窓口として友人を手伝ったりします。副業で十分食べていける目途がついたタイミングで退職することで、リスクを抑えた起業が可能です。インドネシアで勝てるニーズを探すことが重要です。
私もジャカルタのIT会社に勤務しながらバティック・イカットなどの布や小さな家具を日本に送る仕事を始め、副業収入が本業を超えてから退職しバリ島で起業しました。インドネシア国内向けのB2Cサービスを展開するほうが夢があります。
一方、会社員としての本業と同じ業種で副業することは利益相反行為とみなされるため、退職してから独立する必要があります。起業前には専門知識を学び実務経験を積み、起業時の仲間や見込み顧客などの人脈を作ることが重要です。インドネシアの会社で働く日本人から、独立のタイミングから逆算してキャリア形成を行っているという話を聞くことがあります。
この場合、既にニーズのある市場に小資本で新規参入することになり、マーケティング力で勝負することになります。私の製造業システムというB2B分野では、インドネシア日系企業向けは市場が小さく、巨大なローカル企業向けは難易度が高いと感じています。
生成AI時代における日本人のインドネシア起業戦略|経験とテクノロジーの融合が生む新ビジネスの可能性
起業のアイデアは、過去の経験と知識の蓄積に、新たに取り込んだ最新情報が衝突することで生まれると考えています。『連続起業家』は、過去の経験から得た知識を活かしつつ、市場の変化に柔軟に適応できる人です。
生成AI技術は革命的に進歩しており、ドットコムバブルに匹敵するほどの変化をもたらしています。AIはビジネスの組織論にも影響を及ぼし、個人がAIを使って生産性を向上させ、組織の能力を無限にアップできる時代に変わりつつあります。弊社でもC#.NET ASPでの開発にCopilotを導入し、大幅に開発工数を削減しています。
事例:製造業の生産計画作成業務を自動化する生産スケジューラの導入では、機械学習の遺伝的アルゴリズムを活用し、同色の塗装をまとめて生産することで段取り時間を短縮しつつ、納期遅れを出さない最適化されたスケジューリングが可能になっています。
要点:AI技術の進化により、製造業の生産計画においても効率的なスケジューリングが実現されています。
インドネシアで資本力が小さい日本人が起業する場合、AIは有望な選択肢です。しかし、AIが言語間の橋渡しをすることで、日本人の利点を生かすことが難しくなる可能性もあります。政府主導でスマートシティや業務効率化を掲げる国では、AI関連事業で競争優位性を持てる分野を見つけることが重要です。