生産計画における無限能力山積みと有限能力山崩しの目的の違い 【山崩しにより納期遅れしない理論上実現可能なスケジュールを作成できる】

通常のMRPは無限能力負荷山積みと呼ばれ、オーダが生産キャパシティの範囲内に収まるかどうかを確認しますが、生産スケジューラーの有限能力負荷山崩しでは納期遅れしない実現可能なスケジュールを作成できるかどうかを確認します。 また前工程が完了してからはじめて後工程を開始するES(End-Start)の場合、システムが安全在庫を満たすために補充オーダーを生成するタイミングは最速で後工程の開始日時であるため、システム上の安全在庫を切る可能性があります。安全在庫を切らないためにはロットサイズを極力小さくして補充オーダ生成のタイミングを早めるか、工程間の重なりをSSEE(Start-Start-End-End)にして、前工程の作業中に補充オーダが随時生成されるようにします。

英語に比べてインドネシア語が楽な理由 【時と条件を表す副詞節内のルールと冠詞が英語を難しくしている元凶】

インドネシア語が「単語を並べるだけで意味が通じる」と言われる最大の理由は、時を表す副詞節のルールの有無だと考えています。 英語の時を表す副詞節を作るWhenとかAfterとかBeforeは接続詞であり、副詞節内では未来も現在形で表し主節で未来形にする、副詞節の主語が主節の主語と同じ場合は「主語+be動詞」は省略できる、副詞節の主語と動詞は動名詞で置き換えられる、というルールがあります。 逆に言うと、英語の接続詞を使った副詞節内の時制は無視、主語も省略してしまえば、インドネシア語を話すのと同じ感覚で文法的には怪しい英語を話せるかもしれません。

インドネシアのビザ発給許可書Telex(VTT)と就労ビザIndex C312 (VITAS)とKITAS取得手続き 【手続が複雑】

外国人雇用計画RPTK (Rencana Penggunaan Tenaga Kerja)を申請し承認をもらい(オンラインで確認可能)、KEMNAKER(Kementerian Tenaga Kerja dan Transmigrasi)からの推薦状Recommendation TA.01(IMTA12ヶ月を発行することに対する承認)を発行してもらいます(オンラインで確認可能)。 次に労働移住省から外国人雇用許可書IMTA(Ijin Mempekerjakan Tenaga Asing)を発行してもらい、 見返りとして外国人労働者雇用補償金DKPTKA(Dana Kompensasi Penggunaan Tenaga Kerja Asing)1200ドル/年をBank BNIの労働移住省の口座に送金します。 実際にはDKPTKAとIMTAの照合が甘く未払いも多く、KITASとIMTAは取得済みだがDKPTKAや納税者番号NPWPの未払いという例も多いようです。 在外インドネシア大使館でC312 WORK VISA(VITAS=Visa Tinggal Terbatas)を取得してインドネシアに入国すると、SINGLE ENTRYなので1回の入国しか認められていませんので、7日以内にKITASとMERP(Multiple Exit and Re-Entry Permit)の申請をし、取得後にようやく国外に出国できます。

会計的視点から業務システム全体を理解するということ 【P/L上での発生主義ベースの実績に対して未決済の債権をマイナス、債務と現金が動かない減価償却費をプラスすることで現金主義に変換する】

生産管理システム上での実績入力に基づく在庫が生産管理場所にある場合の払出は発生費用であり、受入は仕掛品在庫として資産勘定に計上されますが、販売管理場所にある場合の受入は製造原価であり、払出は売上原価として認識されます。 発生主義ベースの実績入力を前提とした上で、手元で自由に動かせる真水の資産、すなわち現預金の動きがどれくらいあるかを把握するために現金主義への修正を行うのがキャッシュフロー管理です。 会社が儲かるというのはあくまでのP/L上で利益が出ているということであり、債権債務が発生済みで未決済の費用(仕入)と収益(売上)と現金が動かない費用である減価償却費分を調整してキャッシュフロー計算書を作成することで、現金主義で直近の決済に対応するための経営情報が得られます。

インドネシア入国時にVOA領収書を没収されるトラブル 【ドルや円だけでなく、レートは悪いがルピア払いも可能】

観光や親族訪問等を目的とする場合はビザ免除で、30日間滞在可能で公的な場所でのビジネスミーティングの場合はVOA取得が必要で、30日間延長の場合はパスポート、帰りのチケット、VOAシール(スタンプ)、所在地証明書(domisili)、スポンサーレター(インドネシア人)が必要です。 VOA支払いカウンターで35ドルを支払ってからシールを取得するも、入国カウンターでイミグレ担当者に「親族訪問ならVOAは必要ない」という理由で没収され、イミグレ担当者は次の入国者に対してVOA支払いを強要し、溜め込んだVOAシールを渡すという事例が発生しています。