年末のお忙しい中、25社35名様という大勢の方々にお集まりいただき誠にありがとうございました。活発な質疑応答がなされるなど、盛況のうちに閉会いたしました。
第一部では株式会社クニエの河野様より、人件費の高騰や顧客からの内示変更など、インドネシアの製造業が年々厳しくなるビジネス環境の変化に対応するために、どのように生産効率向上を図っていくかについて、中国やタイでの業務改善コンサルの経験に基づいた具体的なご提案をいただきました。
第二部では私バテラの山本より、業務改善を工程管理や生産計画のシステムに反映させる際に重要な視点が全体最適化であり、時間短縮とボトルネック工程の稼働率最大化による適正在庫が実現されることで、これまで在庫として積み上がっていた資材や仕掛品の金額分だけキャッシュがもてるという、全体最適化志向のシステムについてご提案させていただきました。
またセミナー終了後の懇親会では、仕事以外のさまざまな情報交換をさせていただき、大いに盛り上がりました。
次回もインドネシアの業務改善や生産効率向上を実現するための手段としてのシステム化について、新しい話題でセミナーを企画いたしますので、是非ともご参加いただけましたら幸いです。
セミナー詳細
第1部:4か月で効果を出せる! 生産現場の生産効率向上の取り組みとは【株式会社クニエ】
インドネシアでの製造業の立ち上げは軌道に乗ってきていますが、中国、タイと同様に、人件費の高騰の波は押し寄せてきています。
人手で緊急対応もこなすことで、今までは現場主導で製造現場を回せていました。しかし、顧客からのオーダ変更頻度や、インドネシア国外への輸出対応などの拡大した生産機能を持つ場合、今のやり方では回らなくなってきます。
セミナでは、事例を紹介しながら、4か月で効果が出せる様々な生産改革施策を紹介し、皆さまの将来的な生産体制の姿をイメージしていただきます。
第2部:現場の努力を会社の競争力に変える生産管理業務のシステム化の手順【PT Bahtera Hisistem Indonesia(Asprovaインドネシアオフィス)】
インドネシアの製造業は、年々膨らむ国内市場の需給変動に比例して生産方式が多様化するため、オーダ変更に応じて適切に計画の見直しを行い、現場に出された生産指示に対する進捗が見える化されるような工程管理が重要になっています。
生産スケジューラーAsprovaによって、設備能力を最大限に発揮させ、納期遅れしない生産計画の作成業務と、受注と生産の紐付きの見える工程実績管理業務をシステム化する方法を導入事例を元にご説明いたします。
お申込み
- 日時:2018年12月14日(金) 14:00~16:30
※13:30開場 - 会場:KIICオフィス カラワン工業団地
- 言語:日本語
- 対象:製造業/工場長 、生産管理責任者、IT部門
- 定員:30名様
- 協賛企業
株式会社クニエ
アスプローバ株式会社
PT Bahtera Hisistem Indonesia
セミナー構成
- 受付開始: 13:30
- 第1部 株式会社クニエ: 14:00
4か月で効果を出せる! 生産現場の生産効率向上の取り組みとは - 休憩: 15:00
- 第2部 PT Bahtera Hisistem Indonesia: 15:10
現場の努力を会社の競争力に変える生産管理業務のシステム化の手順 - 質疑応答: 16:10
*セミナー終了後に下の日本食レストラン「ごちぼ」にて懇親会を予定いたしております。