セミナー概要
VUCA(=「何が起こるかわからない」社会)が提唱されてから10年以上経ちますが、ビジネスの多様化、サイクルの時短化により、経営の舵取りがますます難しくなってきています。
そしてまさに昨年、今年と、インドネシアでは特に東南アジア最大と言われるコロナ感染者数で影響が拡大長期化し、工場停止によるシフト調整、SCMの再構築、奢侈税の減税措置の延長など次々と起こる変化の中で、何を拠り所に対応を判断すべきでしょうか?
生産シミュレーションの活用で広がる多くの可能性を本セミナーで共有したいと思います。是非この機会をお見逃しなく!
- 開催日時
11月17日(水)14:00-15:15(インドネシア時間)16:00-17:15(日本時間) - 対象者
インドネシアに拠点がある、あるいは進出予定の製造業経営者、マネージャー
もしくは本社の経営・情報システム部門、海外担当の方 - 共催
Asprova Corporation(Asprova)
PT BAHTERA HISISTEM INDONESIA(BHI)
PT. TOYO BUSINESS ENGINEERING INDONESIA(B-EN-G)
プログラム
セッション1
様々な生産環境の変動に対応できる利益を編み出す生産スケジューラ(Asprova)
自動車部品の成型、加工設備などの実現可能な生産スケジュールとは?
コロナ渦においては、一旦、収束しても第2、第3波など波状的にロックダウンが発生するため工場が頻繁に生産開始、停止が繰り返されます。
また、地域毎で異なって発生するロックダウンにより材料の供給遅延や需要変動及び従業員の出勤率の低下など予測しずらい状況も多く発生し、今までの勘や経験に頼った生産スケジュールでは対応が難しくなって来てはいないでしょうか?
AsprovaAPSでは、現状の限られたリソース(材料、設備、人)を効率よく活用し利益を生む実現可能な生産スケジュールを作成します。
例えば、生産設備を1台止める事で利益を生み出せるか、あるいは、如何に少ない作業員で生産出来るかなど、設備、標準時間でタイムリーなスケジュールする事で様々な生産環境の変動に対応できるようになります。
- 講演者:アスプローバ株式会社 コンサルタント部 部長 上村 義孝
セッション2
「急なビジネスのアクセル・ブレーキに柔軟に対応!」
自動車業界におけるビジネスシミュレーション(with mcframe)のススメ
新型コロナウイルスパンデミックによる労務面の大混乱、一転して生産回復基調からの急な生産拡大、と思いきや今度は半導体供給不足による減産対応、といったようなビジネスの「アクセルとブレーキ」を踏み変えることが多かったこの1年半。
短期間における経営計画・予算見直しが今後もしばらくは避けられないものとなっております。
KKD法(勘・経験・度胸)から脱却し、データドリブン経営を実現するためにも、生産、販売(売上・原価)、設備、経理など、社内の全方位から「ファクト(データ)に基づいたビジネスシミュレーション」が求められています。
本講演では、mcframeによる生産計画・利益計画・設備計画・全社予算シミュレーションの活用方法を、インドネシアの自動車部品メーカー様への導入事例を交えながら紹介します。
- 講演者:ビジネスエンジニアリング株式会社 グローバルビジネス推進本部 内田 雅也