フレームワーク思考では主題となる問題意識が重要 【問題意識・分析視覚・本論・総括】

本記事の概要

論文のフレームワークは問題意識、分析視角、本論、総括から構成されます。

クジラはプランクトン食が主流のヒゲクジラ系(シロナガスクジラなど)と、餌を追いかけて捕食するハクジラ系(マッコウクジラなど)がいますが、シロナガスクジラよりも小さいマッコウクジラが最強と言われています。

アメリカ海軍潜水艦のソナーが、クジラが発信する超音波を妨害し、近年頻発する大量座礁や船舶との衝突事故の原因ではないかと考えられています。

近年日本の近海で見られるのはザトウクジラ、小学生時代の給食に出ていた「鯨とピーナッツの炒めもの」はミンククジラです。

マッコウクジラが捕食するイカの量は人間が漁業で捕獲するイカの量に匹敵し、3,000mまで潜水し超音波でダイオウイカを気絶させてから捕食する、頭突きの威力を高めるために敢えて頭部にフジツボを寄生させるという諸説があります。

問題意識の良し悪しが講演内容の質を決める

先日セミナーで登壇する機会があり、とある事象についての問題意識を、3つの分析視角を意識しながら、その原因と解決策を模索し、1つの結論を導き出すというフレームワーク思考を提示しました。

前日夜に自宅で鏡見ながらリハーサルやったときは「結構いけるかな」と思ったんですが、実際30人前後のお客さんの前でしゃべると、もう全然だめです。

理由はいろいろあるんですが、最大の原因は主題(問題意識)がイケなさすぎたこと。他の登壇者の内容とのバランスを考えて主題を選んだつもりなんですが、どうも「やりきった感」が得られなかったというか・・・。

シロナガスクジラよりも小さいマッコウクジラが最強と言われるのは何故か?について、頭突きや尻尾や超音波という視点から、近年頻発する大量座礁や船舶との衝突事故を事例としてクジラの攻撃能力と防御能力を分析し、マッコウクジラ最強伝説をアメリカ海軍潜水艦のソナー能力を元に反証する、というようなスケールの大きい話ならお客さんを湧かせる自信はありました。

このフレームワーク思考は自分が学生時代に学んだ唯一のことと言っても過言ではなく、自分の思考回路に根付いています。

問題意識

論理的に話を展開するためには主題は何でもいいですが、場が盛り上がるか盛り上がらないかは9割がた主題で決まりますので、地頭使って知恵熱出して考えるとこです。

マッコウクジラが捕食するイカの量は人間が漁業で捕獲するイカの量に匹敵するらしいです。

  1. 本来あるべき姿(スーパークラス)に対して現実では異なる結果になるケースが発生するのは何故か?
  2. スーパークラスは導入期間と本稼動というプロパティを継承する2つのサブクラスにブレイクダウンされる。
  3. 2つのサブクラスについてGAPを検証

分析視角

問題をどういう視点から分析するかを提示します。だから主題の枠が小さいと切り口が限定されて今後の展開がネタバレしちゃいます。

  1. 環境
  2. タイムテーブルとタスク分析(WBS)
  3. 機能

本論

主題を提示した視角を元にして、結論の直前くらいまで分析していきます。今回原稿作成段階で非常に時間食ったのがここなんですが、本来問題意識がイケていればスラスラ流れるように構成できる部分だと思います。

マッコウクジラは3,000mまで潜水し超音波でダイオウイカを気絶させてから捕食するらしいですが、実際見た人いるのかどうか定かではありません。

  1. 導入期間(サブクラス1)に影響する環境的要素、障害発生地点と問題解決への提案
  2. 本稼動(サブクラス2)で発生するGAP問題の原因と問題解決への提案

総括

問題意識に対する分析結果をまとめ、本来あるべき姿を実現するために出来る事を提示します。一応結論部分なのでここだけ聞いても得した、と思わせるような総括が望ましいのです。

インドネシアのレンバタ島という島に木造帆船と銛だけでマッコウクジラをしとめる人たちがいるらしいです。

今日、兵庫県姫路市の沿岸でクジラ(おそらくザトウクジラ)が目撃されているというニュースを聞いてワクワクしています。

小学生時代の給食に出ていた「鯨とピーナッツの炒めもの」はたぶんミンククジラなんでしょうけど、プランクトン食が主流のヒゲクジラ系のイメージが強いクジラですが、僕は餌を追いかけて捕食するマッコウクジラ(ハクジラ系)の生態に非常に興味があります。

ただマッコウクジラが頭突きの威力を高めるために敢えて頭部にフジツボを寄生させるという説には同意できません。