男でおしゃべりなヤツはろくなもんじゃないという話。【内緒の話は誰かに言わないと気がすまないインドネシア人】

本記事の概要

情報の希少性は政治的に優位に立とうとする場合にしばし利用されますが、自分が価値があると信じている情報が相手にとって必ずしも価値があるとは限りません。

内緒話はインドネシアではあっという間に伝わるので、話半分に聞いておくほうがいいかもしれません。

噂話の信憑性が低いインドネシア


インドネシア語でおしゃべりなヤツのことをcerewetとかmulut ember(バケツの口)とか言いますが、日本と同じようにインドネシアでも男のおしゃべりはみっともない、という風潮は一応あるようです。

僕はインドネシアでの噂話の信憑性は5割引きから7割引き程度だと思っているので(「噂話の信憑性」から)頼んでもいないのに「あなたに情報を分けてあげる」的に上から目線で話を聞かされるのが非常に不快です。

だいたい「Jangan bilang ke siapa2 ya(誰にも言わないでね)」と前置きされて聞かされる話が価値ある情報だった試しはなく、

  1. ロクでもないどうでもいい話
  2. 既に皆が知っている秘密でも何でもない話
  3. 何らかの意図をもって秘密の話という形で僕に伝えたい話

のどれかであり、秘密の話を教えてあげるという恩着せがましい気持ちを持っているヤツに限って、僕に秘密を漏洩するという行為自体で逆に信頼を落としていることに気づかないもんです。

漏洩するだけならまだしも密告、つまり仲間を売る話だったときは最悪です。鬼塚栄吉が生徒の吉川に言った名台詞

同じクラスのダチをチクろうなんてヤツは俺は信用しねーぜ

くらいかましてやろうかと思いましたが(GTOの第4話参照)、こいつがもったいぶって話す情報がどんだけのものか聞いてみたい、という誘惑に勝てず、一応話を聞いてあげるのですがやっぱりたいした話じゃなかったです。

内緒の話もすぐに広まるインドネシア


僕の経験の範囲で言わせてもらうと、インドネシア人は「自分の胸のなかに閉まっておく」ことが苦手な民族だと思います。インドネシア人に「誰にも言うなよ、絶対に言うなよ」とダチョウ倶楽部のコント並みに念を押せば推すほど誰かに話したがる、もしくはその情報をうまく利用してやるという不埒な考えをおこす傾向があるように思います。偏見かなー。

情報量で優位性を保とうとする奴は、自分が価値があると信じている情報が相手にとって必ずしも価値があるとは限らないということに気づかないイタイ人間なので、情報の使い方が恩着せがましかったり間接的な告げ口であったりして、逆に自分の評価を落としてしまうことに気づかないのだと思います。

で、相手の意図があからさまに腹黒い感じがしたときにはさすがに以下のようにはっきりと言います。

  1. Saya tidak peduli.(気にしない)
  2. Bukan ulusan saya.(俺には関係ない)
  3. Saya tidak tertarik hal itu.(お前の話に興味がない)

ただし毎回つれない対応すると門が立つので、たまに興味を持って

Terus gimana?(それでどうなのよ?)

と詳細を聞いてやろうとするとすると

部下
Maaf tidak bisa kasih tahu lebih dari ini.(ごめんなさい、これ以上は言えないんです)

とか言いやがる。

もうねアホかと、バカかと。。。

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