インドネシアのB2CとB2B 【オンライン上に形成される巨大市場】

インドネシアのITビジネスは、太平洋中西部赤道エリアやインド洋に面するスマトラ沿岸を商圏と考えた場合、流し網漁でイワシが獲れるB2Cか、かつおの一本釣りに適したB2Bのほぼ2択になり、B2Cが景気の影響をまともにかぶる一方で、B2Bは景気が落ち込むほど企業は間接材調達コストを下げるため、むしろオンラインB2B市場に注目するのではないか、という推論が成り立ちます。

1個あたり何分かかるかが工数、1時間あたりいくらかかるかが賃率 【経営指標としての「配賦率x能率」という考え方】

工数(1個あたり何分)と賃率(1時間あたりいくら)の関係は、かつて発注先と外注先との合意の下で支払加工賃=標準工数x標準賃率が適用されましたが、現在は経営指標の意味あいが強いようです。 賃率を下げるには「同じ稼動時間でコストを下げる」か、「同じコストで稼動時間を増やす」かですが、成果を生むのは直接作業時間なので、直接作業者比率が増えると賃率が下がり、間接作業者比率が増えると賃率が上がります。 賃率とは時間コストであり、縫製直接人員は最低70%は確保しないと賃率を押えることも加工高を上げる事も苦しくなります。

実録!バリ島でのブティック経営体験から学ぶ限界利益と損益分岐点 【粗利率(限界利益率)で固定費を回収できる売上】

「原価=変動費+固定費」であるので、同じように「単価=変動単価++固定単価」も成立し、変動単価は売上に無関係に一定ですが、固定単価は売上に反比例して小さくなります。 粗利でいかに固定費を回収するか、6で仕入れ(変動費)て10で売るというのは原価の6掛け(メーカー希望小売価格の6割)、つまり利益率0.4ということであり、これで家賃と人件費30(固定費)を回収するにはいくら売ればいいかという小売店の発想の場合、利益率0.4(粗利/売上)が限界利益率(粗利率)であり、売上-仕入(変動費)=4が限界利益、固定費30/限界利益率0.4で損益分岐点売上75を算出できます。

久しぶりに追突されていろいろ考えるところがありました。【インドネシアでの車両保険料請求の流れ】

インドネシアの車両保険は、購入時の価格から経過年数分を8%程度の定額法で減価償却された後の時価評価額(Harga Pertanggungan)に対して、3%程度の年間保険料が計算されます。 160jutaの車の1年後の評価額は160jutax0.92=147.2jutaであり、年間保険料は147.2jutax0.03=4.42jutaになります。

日本とインドネシアの間でのタイムマシン経営が通じなくなっている件 【情報のフラット化によるタイムラグ短縮】

先進国と後進国との間にある流行のタイムラグを利用して、先進国での成功例を後進国で実践するビジネスモデルをタイムマシン経営といいますが、インターネットの普及に伴い情報がフラット化してしまい、モノと情報のタイムラグが限りなく小さくなった今、先駆者である中小零細同業他社が乱立し市場が出来上がったところに、後発の大手が参入し先発零細を駆逐していく、という典型的な負けパターンにはまります。

インドネシアのオンラインVAT報告システムe-Faktur 【外貨規制による国内取引のルピア建て義務とオフショア債務のデリバティブによるヘッジ義務】

e-Faktur導入の目的はFaktur pajakの乱用、報告の遅延、架空申請等の問題の改善することであり、インドネシア国税総局(Direktorat Jenderal Pajak=DJP)が提供するe-Faktur用アプリのe-SPT機能を通してオンラインでDJPのサーバー上にアクセスし、SPT(Surat Pemberitahuan)をアップロードします。

インドネシアで使えるシステム、使いやすいシステムとは?【計画期間内に完了したものがキチンと動くか】

プロジェクトの成否は計画期間内に完了することと、システムが要件どおり動くことの2点にかかっています。 計画期間内に完了しないのはタスク洗い出しが不完全で予期しないタスクが発生し工数が膨らんだか、タスクに対する見積もり工数が甘いか、業務がシステムについていけず入力が遅れたかが原因です。